- リベルサス処方のおすすめオンラインクリニック
- 3mg・7mg・14mgごとの効果と副作用
- 個人輸入・通販とオンライン診療を徹底比較
- リベルサスの正しい服用方法と効果的な飲み方
リベルサスとはGLP-1作動薬のひとつで、注射ではなく内服で治療できる点が特徴だ。
当記事では、リベルサスの正しい服用方法と効果的な飲み方について解説しながら、処方に対応するおすすめのオンラインクリニックを6院紹介する。
「リベルサスやGLP-1薬に興味があるが、どこを受診すればよいか分からない…」
「個人輸入(通販)とオンライン診療、どちらを選ぶべきか迷っている」
「配合量によって効果や副作用に違いがあるのか知りたい」
こうしたお悩みを持つ人に向けて、知っておきたい情報をわかりやすくまとめた。
リベルサスを検討している人はもちろん、GLP-1治療に興味のある人にも役立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてほしい。
リベルサス通販のおすすめオンラインクリニック6院
まずは、リベルサスの処方に対応しているおすすめのオンラインクリニックのポイントを表で確認してほしい。
クリニック名 | 初診料 | 配送料 | 最短お届け※ | リベルサス3mg 30錠の料金(税込) |
---|---|---|---|---|
DMMオンラインクリニック | 無料 | 550円~ | 即日 | 7,920円~10,890円 |
デジクリ | 初診料:1,650円 再診料:無料 | 550円~ | 即日 | 7,948円~9,350円 |
クリニックフォア | 無料 | 550円~ | 翌日 | 8,027円~11,000円 |
イーライフ | 無料 | 無料 | 翌日 | 6,690円~8,650円 |
クリニーク | 無料 | 記載なし | 記載なし | 9,350円 |
レバクリ | 無料 | 550円 | 翌日 | 8,319円~11,440円 |
- 最短お届け日はエリアが限定的である場合があります。決済完了時間や注文受付状況・天候・年末年始などの関係で最短日数でのお届けができない場合もあります。
- すべての人がリベルサスの処方を受けられる訳ではありません。処方の可否については医師が診察の上で判断します。
- 金額はすべて税込み。自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
このように、同じ薬の処方を受ける場合でも医療機関ごとに異なる点は多い。
単にリベルサスを取り扱っているからという理由だけで受診を決めるのではなく、各クリニックの特徴を知り、納得して治療を受けられる場所を選ぶことが大切である。
それぞれのクリニックの詳細を解説する。
24時間オンライン診療:DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、メディカルダイエットや肥満症の治療に加え、AGA治療やピルの処方など、幅広い自由診療に対応しているオンライン診療サービスである。
24時間診察受付に対応しており、空きがあれば夜間や早朝でも受診可能。
そのため、時間を効率的に使いながらリベルサスの処方を希望する人に適している。
- 24時間年中無休でオンライン診療
- 診療実績は150万件以上※
- 取り扱い薬の種類が豊富
- 診療件数は2022年4月〜2025年5月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績(全診療科目のお薬の発送実績及び診療件数を含む)です。
診察時間 | 24時間 |
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診察料 | 無料 |
主な治療薬 | リベルサス、オゼンピック、ウゴービ、マンジャロ、ゼップバウンド、防風通聖散、ルセフィ錠、ダパグリフロジン、ジャディアンス錠、オルリファスト、エゼチミブ錠、アカルボース錠、メトホルミン、酸化マグネシウム錠 |
料金プラン (リベルサス) | 【3mg】 ・単月購入 10,890円 ・定期配送1ヶ月毎 8,580円 ・定期配送3ヶ月毎 8,360円/月(総額:25,080円) ・定期配送6ヶ月毎 7,920円/月(総額:47,520円) 【7mg】 ・単月購入 21,780円 ・定期配送1ヶ月毎 16,280円 ・定期配送3ヶ月毎 16,243円/月(総額:48,730円) ・定期配送6ヶ月毎 15,840円/月(総額:95,040円) 【14mg】 ・単月購入 36,080円 ・定期配送1ヶ月毎 26,070円 ・定期配送3ヶ月毎 26,033円/月(総額:78,100円) ・定期配送6ヶ月毎 25,520円/月(総額:153,120円) |
支払い方法 | クレジットカード(VISA、American Express、JCB、Diners Club)、DMM ポイント、PayPay |
公式サイト | https://clinic.dmm.com/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
知名度が高く、利用実績も豊富な医療機関を選びたい人に向いている。
また、取り扱う薬の種類が多い点もDMMオンラインクリニックの特徴である。
リベルサス単体での処方はもちろん、必要に応じて他の薬との併用や体調に合わせた薬の変更にも柔軟に対応できるだろう。(※最終的な処方の判断は医師が診察の上で行います)
チャットでの相談サービスが嬉しい:デジクリ
デジクリは、幅広いジャンルの自由診療に対応するオンライン診療プラットフォームである。
診察前から診察後・治療中には、専門の医療チームによる24時間365日チャットサポートが利用可能。
手厚いフォロー体制が整っている点が特徴だ。
- 最長12ヶ月ごとの定期購入制度あり
- ビデオ通話ではなく音声通話での電話診察に対応
- 医療ローンでの支払いにも対応
診察時間 | 24時間 |
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診察料 | 初診料:1,650円 再診料:無料 |
主な治療薬 | リベルサス、マンジャロ、サクセンダ、オゼンピック、ルセフィ、ゼニカル、防風通聖散、防已黄耆湯 |
料金プラン (リベルサス) | 【3mg】 ・定期配送毎月 9,350円/月 ・定期配送3ヶ月毎 8,883円/月(総額:26,648円) ・定期配送6ヶ月毎 8,415円/月(総額:50,490円) ・定期配送12ヶ月毎 7,948円/月(総額:95,376円) 【7mg】 ・定期配送毎月 18,700円/月 ・定期配送3ヶ月毎 17,765円/月(総額:53,295円) ・定期配送6ヶ月毎 16,830円/月(総額:100,980円) ・定期配送12ヶ月毎 15,895円/月(総額:190,740円) 【14mg】 ・定期配送毎月 30,855円/月 ・定期配送3ヶ月毎 29,312円/月(総額:87,937円) ・定期配送6ヶ月毎 27,770円/月(総額:166,617円) ・定期配送12ヶ月毎 26,227円/月(総額:314,724円) |
支払い方法 | クレジットカード(VISA / Master/ JCB / AMEX) デビットカード(VISA / Master) コンビニ後払い(NP後払い) 代金引換 医療ローン(メディカルローン) |
公式サイト | https://digital-clinic.life/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
サポート体制が充実していることから、初めてGLP-1薬を利用する人や、治療中も定期的に相談しながら進めたいと考える人に向いている。
また、料金やプランが明朗で分かりやすいため、自由診療やオンライン診療を使ったことがない人でも手順を把握しやすいだろう。
対面診療との組み合わせも可:クリニックフォア
クリニックフォアは、幅広い自由診療に加え、風邪や皮膚炎などの保険診療にも対応する医療グループである。
オンライン診療をベースに、全国13か所(2025年9月時点)にクリニックを展開。必要に応じて併用しながらの治療も可能となっている。
オンライン診療の実績は600万件を超えており※、実績を重視してクリニックを選びたい人にも適している。
- 2020年4月~2025年3月のオンライン診療実績(お薬の発送実績込み。発送集約時は集約前の発送回数に転換して計算)
- 保険診療もおこなっている医療機関
- オンライン診療の実績も豊富
- 公式LINEでの無料相談サービスあり
診察時間 | 7:00~24:00(対面は21:00まで) |
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診察料 | 1,650円 |
主な治療薬 | リベルサス、マンジャロ、オゼンピック、フォシーガ錠、ルセフィ錠、防風通聖散、セチリスタット |
料金プラン (リベルサス) | 【3mg】 ・単月購入 11,000円 ・定期配送1ヶ月毎 9,350円 ・定期配送3ヶ月毎 8,415円/月(総額:25,245円) ・定期配送6ヶ月毎 8,027円/月(総額:48,162円) 【7mg】 ・単月購入 22,000円 ・定期配送1ヶ月毎 18,700円 ・定期配送3ヶ月毎 16,269円/月(総額:48,807円) ・定期配送6ヶ月毎 15,942円/月(総額:95,651円) 【14mg】 ・単月購入 36,300円 ・定期配送1ヶ月毎 30,855円 ・定期配送3ヶ月毎 26,844円/月(総額:80,532円) ・定期配送6ヶ月毎 25,579円/月(総額:153,473円) |
支払い方法 | クレジットカード(VISA / Master/ JCB / AMEX) GMO後払い(手数料330円) Paidy 代金引換(手数料550円) Amazon Pay |
公式サイト | https://www.clinicfor.life/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
オンライン診療の実績が豊富であることに加え、対面診療と併用できる体制も整っているため、必要に応じて医師と顔を合わせて診察を受けたい人に向いている。
また、自由診療と保険診療の両方に対応しているため、かかりつけの医療機関として利用できる場所を見つけたい人にも適しているだろう。
診察料・受診料なしでシンプル:イーライフ
イーライフは、メディカルダイエットや美容皮膚科をはじめ、幅広い自由診療に対応するオンライン診療サービスである。
初めて利用する人に向けた10錠プランのほか、薬代のみのシンプルな料金形態が特徴だ。
- 初回限定の10錠プランあり
- 発生する費用は薬代のみ
- LINEやメールによる相談サービスあり
診察時間 | 7:00~23:00 |
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診察料 | 無料 |
主な治療薬 | リベルサス、ウゴービ、ゼップバウンド、マンジャロ、オゼンピック、サクセンダ、フォシーガ、カナグル、防風通聖散 |
料金プラン (リベルサス) ※キャンペーン価格は除く 通常価格のみを紹介しています。 | 【3mg】 ・定期配送1ヶ月毎 8,650円 ・定期配送3ヶ月毎 7,170円/月(総額:21,500円) ・定期配送6ヶ月毎 6,690円/月(総額:39,980円) 【7mg】 ・定期配送1ヶ月毎 16,400円 ・定期配送3ヶ月毎 15,000円/月(総額:45,000円) ・定期配送6ヶ月毎 14,190円/月(総額:85,000円) 【14mg】 ・定期配送1ヶ月毎 26,200円 ・定期配送3ヶ月毎 23,340円/月(総額:69,980円) ・定期配送6ヶ月毎 21,510円/月(総額:129,000円) |
支払い方法 | クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナーズ) |
公式サイト | https://elife.clinic/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
価格帯とシンプルな料金プランから、料金面に不安を抱えている人にも向いているだろう。
また、薬の副作用が心配でまずは少量で様子をみたいと考える人にもよいだろう。
まずは1錠から試してみたい人に:クリニーク
クリニークは、美容整形やアートメイクなどの対面での自由診療を基本とする医療機関である。
関西を中心に複数のクリニックを展開しており、一部の科目はオンライン診療にも対応している。
ダイエット・痩身分野では、脂肪吸引や冷却痩身など様々なメニューがある中で、リベルサスをはじめ服薬・注射メニューはオンライン診療に対応している。
- 1錠からの処方に対応
- 定期購入には非対応 毎月の受診が必要
診察時間 | 9:00~19:00 |
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診察料 | 記載なし |
主な治療薬 | リベルサス、サクセンダ、サノレックス、ゼニカル(オルリスタット) |
料金プラン (リベルサス) | 【3mg】 ・1錠 660円 ・30錠 9,350円 【7mg】 ・30錠 20,350円 【14mg】 ・30錠 31,350円 |
支払い方法 | クレジットカード(JCB、AMEX、DINERS、DISCOVER、銀聯、VISA、Master) 医療ローン |
公式サイト | https://clinique-osaka-shinsaibashi.com/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
1錠から処方可能であることから、まず少量で試してみたい人や、副作用が心配で段階的に治療を進めたいと考える人に向いている。※処方内容は医師が診察の上で判断します。
女性向けメディカルダイエット:レバクリ
レバクリは、AGA治療やピルの処方などに対応するオンライン診療サービスである。
女性メディカルダイエットでは、診察は基本24時間対応。
都合に合わせて自宅や郵便局、コンビニで薬を受け取ることが可能である点も特徴だ。
- 女性のみ対応(2025年9月時点)
- 6ヶ月以上の定期購入では分割払いの選択も可
- 24時間診察対応
診察時間 | 24時間 |
---|---|
診察料 | 0円 |
主な治療薬 | リベルサス、マンジャロ、オゼンピック、防風通聖散 |
料金プラン (リベルサス) | 【3mg】 ・単月購入 11,440円 ・定期配送1ヶ月毎 9,013円 ・定期配送3ヶ月毎 8,782円/月(総額:26,347円) ・定期配送6ヶ月毎 8,319円/月(総額:49,921円) 【7mg】 ・単月購入 22,330円 ・定期配送1ヶ月毎 16,691円 ・定期配送3ヶ月毎 16,652円/月(総額:49,960円) ・定期配送6ヶ月毎 16,240円/月(総額:97,443円) 【14mg】 ・単月購入 36,630円 ・定期配送1ヶ月毎 26,468円 ・定期配送3ヶ月毎 26,431円/月(総額:79,295円) ・定期配送6ヶ月毎 25,908円/月(総額:155,449円) |
支払い方法 | カード決済(Visa/Mastercard/JCB/ダイナース/ディスカバー/AMEX) 分割払い(Visa/Mastercard/JCB)※定期配送6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月プランのみ 代金引換 |
公式サイト | https://levcli.jp/ |
- 価格はすべて税込みです。
- 自由診療となるため費用は全額患者側の自己負担となります。
24時間診察に対応しているため、夜間や早朝など通常の医療機関が閉まっている時間でも、自身の都合に合わせて受診しやすい。
また、薬の受け取り場所が柔軟であることから、プライバシーを守りたい人にも向いている。
リベルサスはどこなら費用を抑えられる?個人輸入・通販とオンライン診療を徹底比較
リベルサスの服用を検討するにあたって、少しでも価格を抑えて購入したいと考える人も多いだろう。
そこで、個人で購入する場合(個人輸入・通販)と、医師から処方を受ける場合(オンライン診療)では、価格や安全性にどのような違いがあるのかを表で整理した。
【個人輸入・通販とオンライン診療の違い】
個人輸入・通販 | オンライン診療 | |
---|---|---|
診察の有無 | なし | あり |
費用相場 | △ | 〇 |
安全性 (薬の品質) | △ | 〇 |
届くまでの日数の目安 | 数週間 | 翌日~数日以内 |
このように、自分でリベルサスを入手する(個人輸入・通販)方法と、医療機関を受診して医師から処方を受けるのとでは、大きな違いがある。
自由診療であることから、かかる費用は全額自己負担となる点は共通だ。
購入元や受診先によっても多少のバラつきこそあるが、相場としてはオンライン診療の方が数千円~1万円ほど抑えられる傾向にある。
それぞれの特徴を詳しく見ていこう。
個人輸入・通販とは
個人輸入・通販とは、医療機関を受診せず医薬品を入手するための手段の一つである。
「医薬品=病院で処方されるもの」「市販薬=個人で手に入れられるもの」というイメージが強いが、近年では病院を受診せずに医薬品を手に入れることも可能になっている。
その代表的な方法が、輸入代行サービスを利用した個人輸入やインターネット通販だ。
これらを活用することで、本来であれば医師の処方が必要な薬であっても、買い物感覚で購入できてしまう。
ただし、この方法で購入できるのは海外で流通している医薬品が対象で、国内製造の薬は対象外である。
尚、個人輸入自体はルールを守って行えば違法行為ではない。
数量や種類に制限こそあるものの、リベルサスのような処方薬では1ヶ月分以内であれば個人輸入の対象となるだろう。※ただし、税関や地方厚生局の審査で差し止められる場合がある点には注意が必要だ。
輸入代行業者を利用した購入も基本的には同様の扱いとなるが、業者が無承認医薬品を広告・販売・発送といった実態がある場合は購入側も薬機法違反となる可能性がある。
利用する際には、自分の身を守るためにも業者の実態を確認することが求められるだろう。
- 処方薬は原則1ヶ月分以内が目安であり、これを超える場合や注射剤を輸入する場合には「輸入確認証」が必要です。
- 個人輸入した医薬品を、第三者に譲渡・販売する行為は違法行為とみなされます。
出典:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
メリット・デメリット
個人輸入・通販でリベルサスを入手するメリットとデメリットは以下の通りだ。
メリット | 医療機関を受診する必要がない 同じ成分でも製造元などを自分で選んで購入できる |
---|---|
デメリット | 薬代の相場が高め 品質や安全性が保障されない(偽薬、保管状態不良のリスク) 副作用や健康被害が出ても自己責任になる (※公的な救済制度の対象外となる可能性があります) 税関で没収されることもある |
個人輸入・通販は利便性が高いものの、費用面やその他さまざまなリスクも伴う手段だ。
「リベルサスは通販・市販・amazonどこで買える?診療なしで購入する方法はあるのか」でも解説しているが、国も注意喚起を促している方法であることを理解し、検討は慎重にすすめてほしい。
オンライン診療とは
オンライン診療とは、医師の診察を通して医薬品を処方してもらう手段の一つである。
従来は病院へ足を運んで医師の診察を受ける必要があったが、近年ではパソコンやスマートフォンを通したオンライン診療が広がり、医療機関に出向かなくとも処方薬を入手することが可能となっている。
オンライン診療は、ビデオ通話や音声通話を通して医師と話をすることで診察が進められる。
自宅からの受診だけでなく、安定したインターネット環境がありプライバシーが確保されていれば、車の中や出張先などからの受診も叶う。
処方は医師の判断の元で行われるため、誰でも必ずリベルサスを処方してもらえるわけではないので注意してほしい。
個人輸入やネット通販は怖いけど、病院に出向く時間が取れない…という人に向いている。
メリット・デメリット
個人輸入・通販でリベルサスを入手するメリットとデメリットは以下の通りだ。
メリット | 病院に行かなくても処方がうけられる 品質や保管環境が保持された薬が手に入る 医師の指導のもとで治療が進められる 個人輸入よりも薬代を抑えられる可能性がある |
---|---|
デメリット | 受診に手間と時間をかけることになる 医師との相性など受診先選びが必要 |
オンライン診療は利便性と安全性を兼ね備えた手段といえるが、サービスを提供する医療機関が多いため受診先選びで迷いやすいという声が聞かれる。
医療機関の特徴や口コミなどを確認し、自分に合ったクリニックを選ぶことが重要である。
リベルサスは通販・市販・amazonどこで買える?診療なしで購入する方法はあるのか
2025年9月時点で、リベルサスを診察・処方を受けずに正規ルートで入手することはできない。
医薬品であるため、Amazonや楽天といったECサイトや、街のドラッグストアでの取り扱いもない。
診察なしで手軽に購入できる市販薬とは異なり、リベルサスは正しい服用方法や副作用への注意が必要となる。
そのため、前項で触れた個人輸入や通販での入手は正規の方法ではなく、品質や安全性が保証されない大きなリスクを伴う。
厚生労働省も、これらの非正規ルートでの医薬品購入には注意喚起を行っている。
出典:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
オンライン診療でも、受診先によっては画面越しに医師と顔をあわせなくても診察できるケースがある。
記事冒頭「リベルサス通販のおすすめオンラインクリニック6院」で紹介した6院の中では、「デジクリ」が電話診察に対応している。
診察を避けたい理由が、顔を合わせることなのであれば、電話やチャットによる診察に対応したクリニックを探してみるのもよいだろう。
通販より安心!リベルサスをオンラインクリニックで処方してもらう流れ【DMMオンラインクリニック編】
リベルサスの入手方法はいくつかあるが、安全性や品質面のリスクを避けるためにはやはり「医療機関を受診し、医師の診察を経て処方を受ける」という正規のルートを選ぶことが推奨される。
その中でもオンラインクリニックの受診は、忙しい方でも利用しやすい診療方法のひとつとなるだろう。
ここでは「リベルサス通販のおすすめオンラインクリニック6院」でも紹介したDMMオンラインクリニックを例に、受診の流れを紹介する。具体的なイメージをつかんで、検討に役立ててほしい。
ステップ1:WEBからの予約方法
公式サイトの「診療予約」ボタンから進み、「男性メディカルダイエット・肥満症」もしくは「女性メディカルダイエット・肥満症」を選択して希望の診療日時を選ぶ。
会員ログイン画面へと切り替わるので、まだの人はここで登録を済ませて予約の確定処理へと進もう。
WEBからの予約方法
公式サイトの「診療予約」ボタンから進み、「男性メディカルダイエット・肥満症」もしくは「女性メディカルダイエット・肥満症」を選択して希望の診療日時を選ぶ。
会員ログイン画面へと切り替わるので、まだの人はここで登録を済ませて予約の確定処理へと進もう。
問診票の記入
予約確定後、マイページから問診票の入力ができるようになる。医師が診療に利用するため、正確に記入しておくことが大切。入力項目はそれほど多くなく、5分程度で済む内容なので、時間のあるときに早めに対応しておくとよいだろう。
ビデオ通話で診察
診察はブラウザを使ったビデオ通話で行われる。触診や検査こそできないが、医師と顔を合わせながら直接やり取りできるため、不明な点や副作用に関する疑問があればその場で相談が可能だ。
医師の判断に基づき、処方の可否や薬の内容が決定される。
薬が自宅に届く
診察終了後は専用オペレーターから連絡が入り、決済と配送先の確認が行われる。薬の配送状況は、マイページに表示される宅配業者の問い合わせ番号を通して確認できる仕組みだ。
薬が届いたら、医師の指示に従って正しく服用し治療が開始となる。
- 服用にあたっては、副作用やリスクについて医師の説明を必ずご確認ください。
なぜオンラインクリニックでの購入がおすすめ?リベルサスの効果と注意点
ここでは、なぜ医師の診察の元での使用が推奨されているのかを理解するべく、リベルサスの効果と副作用について医学的な観点から解説する。
自分が使う薬について正しい知識を付けることは、自分の身を守ることにもつながるだろう。
それぞれ解説する。
リベルサスの体内での働き
リベルサスとはGLP-1受容体作動薬のひとつで、もともとは2型糖尿病治療剤として開発された薬である。
有効成分はセマグルチドで、GLP-1ダイエットの注射薬「オゼンピック」や「ウゴービ」にも同じ成分が使われている。
セマグルチドは、体内で分泌されるGLP-1ホルモンと似た働きをする成分だ。
同じように働くだけでなく、分解酵素に耐性を持った構造になっているため作用が長時間続くのが特徴である。
- 脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑える
- 胃の動きをゆるやかにし、満腹感を長持ちさせる
- インスリンの分泌を助け、血糖値の急上昇を防ぐ
参考:厚生労働省「最適使用推進ガイドライン セマグルチド(遺伝子組換え)」令和5年11月(令和7年5月改訂)(参照日:2025/09/05)
参考:厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「インスリン」(参照日:2025/09/05)
これらの作用が重なり合い「食べすぎ」が抑えられ、結果として余分なエネルギーが脂肪として蓄積されるのを防ぐと考えられている。
適切な生活習慣の改善とあわせて取り入れることで、より健康的な体重に近づけると期待されている。
- リベルサスは、2型糖尿病治療薬として厚生労働省から認可を受けている薬です。肥満症や痩身を目的とした処方は、承認外処方となるため自由診療となります。
- 効果の感じ方には個人差があります。
リベルサスの副作用
リベルサスは血糖コントロールに対して有効だといわれる一方で、吐き気や下痢など消化器系の副作用が出ることがある。
発生の有無や症状の出方には個人差があるが、中には日常生活に支障をきたすケースもあるため注意が必要だ。
副作用のリスクがある”医薬品”というジャンルに分類される薬だからこそ、自己判断ではなく医師の診察を受けながら使うことが基本となる。
定期的な診察や経過観察のもとで服用し、必要に応じて用量の調整や治療方針の見直しを行うことが自分の身体を守ることにつながるだろう。
実際、リベルサスの添付文書には、副作用の発生について以下のように書かれている。
重大な副作用 | 急性膵炎(0.1%) 低血糖・胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸・イレウス(いずれも頻度不明) |
---|---|
5%以上の確立で発生 | 悪心・下痢 |
1%~5%の確立で発生 | 食欲減退・頭痛・糖尿病網膜症・リパーゼ増加・胃腸障害(便秘、嘔吐、消化不良、腹部膨満感 等) |
また、妊婦や授乳婦、低血糖を起こすおそれのある患者、膵炎の既往歴のある患者など、特定の背景を有する人は使用を慎重に検討する必要があると注意喚起が記されている。
参考:医薬品医療機器総合機構「リベルサス 添付文書**2025年7月改訂(第5版)」(参照日:2025/09/05)
オンラインクリニックでの処方をおすすめする理由
リベルサスの使用を検討している人におすすめなのが、オンラインクリニックを通した処方である。
通販や個人輸入で薬を入手する場合、偽造品や品質不良のリスクがあり、副作用が出た際の対応も自己判断・自己責任となってしまう。
しかし、医師による診察を経て処方を受ける方法であれば、こうしたリスクを大幅に減らすことにつながるだろう。
医師から処方を受ける方法としては、「病院へ行く」or「オンライン診療を受ける」の二択が主になる。両者のメリット・デメリットを表にまとめた。
オンライン診療 | 病院へ行く | |
---|---|---|
メリット | 時間に融通がききやすい 移動時間がかからない | 必要に応じてその場で各種検査や処置が受けられる |
デメリット | 画面越しでの診察となる 触診や各種処置などは受けられない | 移動時間や待ち時間が発生する 人目が気になる場合がある |
リベルサスの服用を検討する人の中には、
「忙しくて通院に時間をかけられない…」
「周囲の目が気になって受診に踏み切れない。」
といった事情を抱える人も少なくない。このようなお悩みを抱える人にとって、オンライン診療は選択肢のひとつとなるだろう。
スマホやパソコンから診察を受けられるため、来院の負担を減らしながらの受診が叶う。
通販や個人輸入では国産薬を選ぶことはできないが、オンライン診療であれば日本国内で製造されたノボノルディスク社製のリベルサス(国内承認薬※)が正規ルートで入手可能。(※医療機関によってはリベルサスではなく、海外製の同一成分の別のGLP-1経口作動薬を取り扱っている場合もあります。処方の最終的な判断は医師が診察の上で判断します)
また、わざわざ病院へ出向かなくても相談できるフォロー体制が整えられている所も多く、副作用や体調の変化等を相談でき、必要に応じて受診につなげることも可能。
医師の判断で用量の調整や服薬方針の見直しが行われることもあるだろう。
「病院へ行くのは面倒。でも個人輸入や通販は不安…」という人でも利用できる選択肢の一つと言える。
- リベルサスは、2型糖尿病治療薬として厚生労働省から認可を受けている薬です。肥満症や痩身を目的とした処方は、承認外処方となるため自由診療となります。
リベルサスの正しい服用方法とは?効果的な飲み方について
リベルサスを使用するなら、まずは正しい服用方法を理解しておきたい。
せっかく治療に取り組むのであれば、薬の効果を適切に得られるよう、服用方法にも気を配るとよいだろう。
リベルサスをより効果的に活用するためのポイントを5つ紹介する。
参考:医薬品医療機器総合機構「リベルサス 添付文書**2025年7月改訂(第5版)」(参照日:2025/09/05)
起床時(空腹時)に服用
リベルサスは、成分の吸収率を高めるために”胃が空の状態”での服用が推奨されている。
食事により胃に食べ物がある状態では、成分の吸収が妨げられる可能性があるからだ。
一般的に食物は、食後約3時間で胃での消化が終わり小腸へと送られる。
しかし食べたものの性質や個々の体質によっては、半日ほど胃に留まる場合もあると言われている。
参考:農林水産省「朝食は9時までに!」(参照日:2025/09/05)
そのため、胃の中が空に最も近い状態になる起床時(空腹時)は、リベルサスの服用に望ましいタイミングと言えるだろう。
実際、製薬会社が行った臨床試験でも、空腹時の服用が最も安定した血中濃度を得られることが示されている。
コップ約半分以下の水で服用する
リベルサスには、吸収促進剤としてSNAC(サルカプロザートナトリウム)が含まれている。
SNACは胃内でセマグルチドと複合体を形成し、胃粘膜を透過しやすくする働きを持つ。
また、胃酸から主成分を保護するpH緩衝作用もあり、経口投与を可能にする重要な役割を担っているのだ。
このSANCの働きを適切に保つためには、服用時の水分に注意を払うことが推奨されている。
水分が多すぎると薬剤が希釈されてしまい、SANCの濃度が下がり効果が十分に発揮できない可能性があるからだ。
実際一部の報告では、水の量により血中濃度が変動する可能性が指摘されている。(詳細は出典を参照)
参考:北海道大学 薬学部・大学院薬学研究院「【話題の薬】 経口GLP-1受容体作動薬 リベルサス®錠(セマグルチド)」(参照日:2025/09/05)
薬の添付資料にも「コップ約半分の水(約120mL以下)で飲む」と書かれている。
服用時の水の量は「少なすぎず、多すぎず」、120mL以下を意識することが重要である。
服用後30分は飲食を控える
服用後は少なくとも30分間、飲食や他の薬剤の服用を避けるよう心がけてほしい。
この時間はセマグルチドが胃内で吸収されているタイミングで、ここで飲食をすると成分の吸収が阻害される恐れがある。
添付文書でも「服用後30分間は何も口にしないこと」と明記されており、薬の効果を適切に得るためには、添付文書の指示を守ることが推奨される。
錠剤は噛み砕いたり割ったりせず飲む
リベルサスはそのままの形で服用することで、吸収促進剤が適切に働くよう設計されている。
口の中で噛み砕いたりピルカッターで割って服用すると、薬剤の構造が崩れて吸収効率低下のリスクが生じる。
薬の添付文書にも「錠剤はそのままの形で服用すること」と明記されている。
薬は服用の直前に取り出す、保管状況の管理
医薬品の多くは、湿気や光に弱い性質を持つ。錠剤やカプセルの包装に使われているシートは、これらの刺激から薬を守り薬効を維持する働きがある。
事前に包装から取り出したり、直射日光のあたる場所に保管すると、薬剤の品質が劣化する可能性があるため注意が必要だ。
リベルサスをやめたらリバウンドする?予防のポイント
GLP-1作動薬を使ったダイエットでは、治療をどのタイミングでやめるかがひとつのポイントとなる。
「せっかく減量できたのに、リバウンドしてしまうのではないか…?」という不安を抱く声も少なくない。
リベルサス中止後の体重変動の可能性とリバウンドを防ぐポイント、そして適切な薬のやめ時について理解を深め、後悔のない治療へとつなげてほしい。
それぞれ解説する。
使用中止後に体重が戻る可能性はある?
リベルサスの服用をやめた後、生活習慣によっては体重が増加することがある。これはリベルサスが体内でどのように働くかに深く関係している。
「リベルサスの効果”なぜ痩せるのか”を徹底解説!」でもふれたように、リベルサスには脂肪を直接分解したり基礎代謝を上げたりといったダイエット効果はない。
承認されている効能はあくまでも血糖コントロールの改善であり、結果として余分なエネルギーが脂肪として蓄積されるのを防ぐ可能性が期待されている。
そのため、服薬をやめた後に消費カロリーを超えるエネルギーを摂取し続けたり、必要以上に脂質や糖質の多い食事に戻ってしまうと、リバウンドを起こしてしまうこともあるのだ。
リバウンドを防ぐにはどうすればいいのか
リバウンドを防ぐためには服薬中に規則正しい生活やバランスのとれた食生活を身に着け、それを続けていくことが体重管理や健康維持に役立つとされている。
- 適度な運動習慣
- 体力や身体機能の向上を心がける
- 脂質、糖質を取りすぎない食生活
- 食べ過ぎや欠食などの不規則な食生活はNG
- 甘い飲み物をやめて、水やお茶にする
参考:政府広報オンライン「生活習慣病とは?予防と早期発見のために定期的な受診を!」(参照日:2025/09/06)
薬の効果に頼るだけでなく、健康的なライフスタイルを確立することが、体重維持の鍵となる。
急激な食事制限や運動は続かないことが多いため、無理のない範囲で継続できる方法を見つけることが大切。
スマホのアプリなどを活用し、食事の記録をつけることも有効だ。
やめ時の見極めは医師との相談が重要
リベルサス服用のやめ時は、自己判断ではなく医師と相談の上で決めることが基本である。
単に目標体重になったからと安易に服薬を辞めてしまうのではなく、必ずクリニックを受診し医師の判断を仰いでほしい。
医師は、受診時点での体重だけでなく、これまでの減量の経緯・健康状態・食生活の様子・目標達成度などを総合的に判断し、治療終了のタイミングや方法を提案する。
急に服薬をやめるのではなく、成分の配合量が低い薬に変更して、徐々に薬を減らしていくスタイルを取る場合もあるだろう。
これまでの治療を無駄にしないためにも、医師との連携を密にし二人三脚で治療のゴールを目指してほしい。
- 治療の中止や継続の方法は、必ず医師に相談し、その判断に従ってください。
リベルサスは通販ではなく、医師の指導の元で正しく服薬しよう
当記事では、リベルサスの入手方法(病院受診・オンライン診療・通販・個人輸入)についてそれぞれの情報を整理してきた。
リベルサスの服用を検討している人の中には、手軽さに魅力を感じ、個人輸入や通販を視野に入れている人もいるだろう。
しかし、安全性や健康上のリスクを考慮すれば、医師の指導のもとで処方を受け治療することがいかに大切であるかが分かるはずだ。
通院する時間を確保するのが難しい人には、オンライン診療がおすすめだ。自宅にいながら医師の診察を受けられ、リベルサスについて正しい指導を受けることが可能である。
適切t安全に治療を進めるためにも、まずはオンライン診療をぜひ前向きに検討してみてはいかがだろうか。