近年では、実家暮らしのままで30代や40代になってしまい、結婚できない女性が「箱入りおばさん」と呼ばれるようになっています。
- 箱入りおばさんとは、どんな女性?
- 箱入りおばさんに見られる特徴
- 箱入りおばさんが婚活しても苦労する理由
この記事では、箱入りおばさんと呼ばれる方の特徴や、箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由を解説します。
箱入りおばさんとはどんな女性?
箱入りおばさんの特徴として、親の期待に添う生き方をしてきた、真面目な女性であることが挙げられます。
そのため、学歴の面では優秀な女性が多いです。
しかし、実家暮らしで娘気分のままでいるため、すべてを先延ばしにしているという特徴もあります。
30代・40代になっても自分で物事を決めることができず、婚活をする場合も親の意向を優先してしまい、自分の力で結婚しようとする意志があまりない方が多く見られます。
30代・40代でも独身者の方は、自分がすでにおじさん・おばさんだという自覚がなく、婚活市場での自分の本当の価値がわかっていない方もいます。
このような特徴を持つ女性が、箱入りおばさんと呼ばれるようになっています。
箱入りおばさんに見られる特徴
ではつぎに、箱入りおばさんに見られる特徴をみていきましょう。
箱入りおばさんの特徴
箱入りおばさんに見られる特徴は、3つあります。
自分の意志で物事を決めない
箱入りおばさんに見られる特徴のひとつは、自分の意志で物事を決められないことです。
親の言うとおりに生きてきた女性が多いため、30代や40代になっても自分で物事を決めることができず、つい先延ばしにしてしまうことがあります。
また、それまで生きてきたのと同じように親に決めてもらったり、自分の考えよりも親の意向を優先したりする方も多く見られます。
家事の経験がない
箱入りおばさんの特徴となるのが、家事の経験がなく、自分で生活する力がないことです。
箱入りおばさんと呼ばれる女性は実家暮らしのままでずっと生活してきたので、家事は親任せにしている方が多く、自分で家事をする機会がほとんどありません。
家事がまったくできないような女性は、婚活市場での価値も低くなってしまい、婚活が上手くいかない原因となることもあります。
金銭感覚が身についていない
箱入りおばさんの特徴として、常識的な金銭感覚が身についていないことが挙げられます。
実家暮らしでは光熱費などの生活費は親が負担してくれることが多いので、普段の生活をするために、いくらかかっているのか知らないという方も少なくありません。
また、実家暮らしは一人暮らしと比較して経済的な余裕があることから、ブランド品などにお金をかけすぎている箱入りおばさんもいます。
箱入りおばさんが婚活しても苦労する理由
箱入りおばさんが婚活をしても上手くいかないのは、なぜなのでしょうか。
箱入りおばさんが婚活しても苦労する理由について、解説したいと思います。
婚活市場での自分の価値がわかっていない
箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由のひとつは、婚活市場における自分の価値がわかっていないことです。
箱入りおばさんは、自分にはまだ十分な価値があると考えてしまいがちですが、実際には婚活市場での価値はそれほど高くありません。
そのため、高望みをしてしまい相手が見つからないことが多いです。
上から目線で異性を評価している
箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由となるのが、上から目線で異性を評価していることです。
箱入りおばさんは高学歴の女性が多く、異性に対しても学歴や収入でランク付けするなど、上から目線で評価してしまうことがあります。
このような女性は婚活では敬遠されやすく、上手くいかないことが多いです。
実家での生活が快適で行動範囲が狭い
箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由としては、実家暮らしが快適なため、行動範囲が狭いことがあります。
婚活を成功させるためには、少しでも多くの相手と会うことが重要となりますが、箱入りおばさんは実家から離れた場所で暮らす相手と会うのを避けてしまうことがあります。
親が口出しする
箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由になっているのが、親が婚活に対して口出しをしていることです。
箱入りおばさんは自分で決められないことから、親が婚活に介入することも少なくありません。
しかし、自分で決めようとせず親の意向に従うばかりでは、結婚することは難しいです。
決断を何かに頼ってしまう
箱入りおばさんの婚活が上手くいかない理由として、決断を自分以外の何かに頼ってしまうことが挙げられます。
箱入りおばさんは自分で物事を決められない特徴があるため、占いやスピリチュアルといったものに決断を頼る方がいます。
しかし、自分の意志で決めなければ婚活は上手くいくものではありません。
箱入りおばさんを脱却して結婚するには
箱入りおばさんを脱却して、結婚のチャンスを掴むためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
それぞれ解説していきたいと思います。
一人暮らしを経験する
箱入りおばさんを脱却するには、一人暮らしを経験するのがおすすめです。
一人暮らしでは何でも自分でやる必要があるので、自然に生活力が身につき、自分で物事を決めて行動できるようになります。
また婚活をする上でも、一人暮らしの経験があれば生活力のある女性だと見てもらえるようになるため、箱入りおばさんのままでいるよりも婚活を成功させやすくなります。
家事スキルを身につける
箱入りおばさんを脱却するためには、家事スキルを身につけることも大切です。
家事を親任せにするのはやめて、身の周りのことは自分でやるようにし、一通りの家事ができるようになりましょう。
箱入りおばさんは婚活市場での価値があまり高くありませんが、優れた家事スキルを持っていれば価値を高めることができます。
自分の意志で決めるようにする
箱入りおばさんから脱却して結婚するためには、親ではなく、自分の意志で決められるようにすることが重要です。
親の意向を気にするのではなく、自分が何を望んでいるかを考えて、自分の意志でどのような婚活をするかを決めましょう。
親が婚活に介入してくるケースもありますが、自分のことは自分で決めたいと伝え、親の言うままにするのはやめるべきです。
また、占いやスピリチュアルも当てにしすぎず、大事なことは自分で考えて決めましょう。
箱入りおばさんについてのまとめ
この記事では、婚活市場で問題となっている箱入りおばさんについて取り上げました。
箱入りおばさんは自分で物事を決められない面があり、婚活をしても、上手くいかない方が多いです。
箱入りおばさんから脱却するには、一人暮らしの経験や、自分で考えて決断することが重要となります。