婚活をしている女性の中には、社内恋愛に興味のある人もいることでしょう。しかし、社内恋愛はやめとけと言われることも多いです。
- 社内恋愛はやめた方がいい理由
- 社内恋愛をしても問題ないのは、どのようなケースか
- 社内恋愛がバレないようにする方法
そこで今回は、社内恋愛はやめた方がいい理由や、どんな場合なら社内恋愛をしても問題ないかについて解説します。
「社内恋愛はやめとけ」と言われるのはなぜ?
まずは、社内恋愛はやめた方がいい理由から、紹介していきましょう。
社内恋愛はやめた方がいい理由は、5つあります。
仕事に悪影響が出るから
「社内恋愛はやめとけ」と言われる理由のひとつは、仕事に悪影響が出るからです。
職場に恋人がいるというのはとても楽しいですが、恋人のことばかりが気になってしまい、仕事に悪影響が出るデメリットがあります。
例えば、恋人のことで頭がいっぱいになってしまい、仕事に集中できなくなってミスをしてしまうことがあります。
また、常に近くに恋人がいる環境になるので、気分が落ち着かないまま仕事をしなければならないこともあります。
周囲に気を遣わせてしまうから
「社内恋愛はやめとけ」と言われる理由となるのが、周囲に気を遣わせてしまうためです。
社内恋愛は隠していても、いつの間にか知られていることが多く、そうなると周囲がさまざまな気を遣うようになります。
周囲の気遣いの例としては、勘違いされないように距離を置かれる、プライベートの誘いがなくなるなどがあります。
周囲が明らかに気を遣っている様子だと、気を遣わせている側も気まずく、申し訳ないと思ってしまうことがあります。
異性と話している場面を見ると嫉妬してしまうから
「社内恋愛はやめとけ」と言われる理由として挙げられるのが、異性と話している場面を見ると嫉妬してしまうからです。
職場には男女問わず多くの人がいるので、異性と話すことは珍しいことではありません。
しかし社内恋愛をしていると、恋人が異性と話す場面を目にするたびに嫉妬してしまったり、不安になったりすることがあります。
そのため、嫉妬深いタイプの人は精神的につらいことが多く、特に社内恋愛に向いていないと言えます。
別れた後が気まずいから
「社内恋愛はやめとけ」と言われるのには、別れた後が気まずいからという理由もあります。
恋愛は毎回上手くいくわけではなく、破局してしまうこともあります。
そして社内恋愛でも、それは同じです。
社内恋愛をしている恋人と破局した場合、別れた後も同じ職場で過ごすことになります。
別れた相手と長時間同じ場所にいなければならず、今まで通りに同僚として働くというのは非常に気まずく、仕事が思うように手につかないこともあります。
別れた後に他の同僚と付き合えなくなるから
「社内恋愛はやめとけ」と言われる理由となるのが、別れた後に他の同僚と付き合えなくなるからです。
別れてから他の同僚と仲良くなったとしても、前の恋人が同じ職場にいることになるので、そこから付き合うというのは非常にハードルが高いです。
仮に付き合い始めた場合でも、前の恋人と現在の恋人が同じ職場にいるということになってしまうため、精神的に疲れてしまうことが多いです。
また、複数の同僚と付き合うのは周囲の印象も悪くなりやすいです。
社内恋愛をしても問題ないのはどんなケース?
社内恋愛はやめた方がいい理由を紹介しましたが、中には例外のケースもあります。
次のような場合は社内恋愛しても、とくに大きな問題はありません。
こちらでは、4つに分けて解説していきたいと思います。
どちらかが退職する予定である
社内恋愛をしても問題ないケースのひとつは、どちらかが退職する予定の場合です。
どちらかが近いうちに退職を控えているのであれば、例え社内恋愛を周囲に知られたとしても、それほど気まずい時間を過ごさずに済みます。
また、どちらかが辞めてしまえば職場で一緒に過ごすこともなくなるので、恋人が気になって仕事に集中できないという問題もなくなります。
どちらかが退職する予定なのであれば、思い切って社内恋愛を始めてみるのも良いでしょう。
男性が正社員かつ女性が非正規雇用である
社内恋愛をしても問題ないケースとなるのが、男性が正社員かつ女性が非正規雇用である場合です。
非正規雇用であれば正社員の場合よりも職場を離れやすいので、もし社内恋愛がバレてしまったり、上手くいかなかったりしても、女性が職場を辞めることで問題が起こらなくなります。
ただし、現在でも男性が稼ぎ、女性が専業主婦になるという考えが根強く残っていることから、女性が正社員で男性が非正規雇用という場合には社内恋愛は避けた方が良いでしょう。
会社の規模が大きく職場が別である
社内恋愛をしても問題ないケースとして、会社の規模が大きく、職場が別である場合が挙げられます。
従業員が100名以上いるような規模の会社であれば、部署によって職場が分かれていることも多いです。
同じ会社に勤めていても、相手と異なる職場で働いているような場合であれば、社内恋愛をしてもあまり問題はありません。
職場が離れていれば相手のことばかりを気にしなくてよく、周囲に社内恋愛が知られることも少ないです。
結婚を前提とした交際である
社内恋愛をしても問題ないケースと言えるのが、結婚を前提とした交際である場合です。
結婚することが決まっている仲であれば、社内恋愛が破局して気まずい思いをすることの心配がありません。
また、結婚後にどちらかが退職を考えているのなら、例え社内恋愛が周囲にバレたとしてもすぐに辞めることができ、気を遣わせるなどの問題もなくなります。
お互いに結婚を前提として付き合っているのであれば、社内恋愛をしてみるのも良いでしょう。
社内恋愛がバレないようにする方法は?
場合によっては、どうしても社内恋愛が避けられないときもあるでしょう。
そのようなとき、社内恋愛がバレないようにするためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
社内恋愛がバレないようにするための注意点は、5つあります。
時間をずらして退勤する
社内恋愛がバレないようにする方法のひとつは、時間をずらして退勤することです。
付き合っている相手とは一緒に帰りたいと思うものですが、時間を合わせて退勤していたり、一緒に帰るところを見られたりすると、周囲に社内恋愛がバレてしまうことが多いです。
そのため社内恋愛がバレないためには、退勤時間をずらして、別々に帰宅することが必要となります。
職場で2人きりになろうとしない
社内恋愛がバレないようにする方法となるのが、職場で2人きりになろうとしないことです。
職場で2人きりでいるという状況は、周囲から見ると不自然なことが多く、2人でいるところを何度も見られると社内恋愛をしているとバレることにつながります。
社内恋愛をしているときは2人きりになることはなるべく避けて、仕事に専念するようにしましょう。
デートで会社に近づかない
社内恋愛がバレないようにする方法としては、デートのときに会社に近づかないことが挙げられます。
デートをしているところを同僚に見られると社内恋愛だとすぐにバレてしまい、デートしていたことが噂になるような場合もあります。
例え休日であっても、何らかの理由で同僚が出社している可能性があるので、会社の周辺でデートするのはやめておきましょう。
呼び方に注意する
社内恋愛がバレないようにするには、呼び方に注意することも大切です。
同僚がいる前で下の名前で読んだり、ニックネームで呼びかけたりすると、付き合っているとバレてしまう恐れがあります。
職場でお互いをどう呼ぶかについては、きちんと話し合っておく必要があります。
さん付けで呼び合うなど、周囲から見て違和感のない呼び方に決めておきましょう。
お互いを特別扱いしないよう気をつける
社内恋愛がバレないようにするには、お互いを特別扱いしないよう気をつけることも重要となります。
付き合っていると、気づかないうちに相手のことを特別扱いしてしまっていることがあります。
しかし、特別扱いが周囲に気づかれると、社内恋愛だとバレることも多いです。
なるべく付き合う前までと同じような接し方をするようにして、お互いを特別扱いすることがないように注意しましょう。
社内恋愛についてのまとめ
この記事では、社内恋愛について解説しました。社内恋愛にはさまざまなデメリットがあり、基本的には避けた方が無難です。
社内恋愛がバレないための方法も紹介していますので、どうしても社内恋愛がしたい人は、そちらを参考にしてください。