婚活パーティーやお見合い、結婚相談所の利用…など「婚活」をすることが珍しいことではなくなった現代において結婚したいと思っている人たちはさまざまな婚活スタイルで相手を探し求めています。
もちろん、どのような婚活スタイルを選ぶかということも重要ですが、どんな婚活スタイルであっても共通して言えることは「アプローチ」の重要性ではないでしょうか。
婚活を通して知り合う男女はいわば他人です。
だからこそ、自分の気持ちを相手に伝えることすなわち「アプローチすること」は婚活を成功させるためには欠かすことのできない必須項目なのです。
ここでは、婚活におけるアプローチの重要性と婚活パーティーで効果的なアプローチ方法をご紹介します。
婚活にとってのアプローチ
気心が知れた仲や、2人の間に共通の友人などがいる場合はお互いの気持ちを口に出さなくても分かり合うことができるかもしれません。
しかし婚活は基本的に「知らない異性との出会い」を求めるものです。
そのため、自分の気持ちを相手に正直に伝えることができなければ、せっかくの出会いを無駄にしてしまうことにもなりかねません。
つまり婚活にアプローチは必要不可欠なのです!
始まりを作るもの
婚活パーティーにとってのアプローチは、「始まりをつくるもの」だと考えましょう。
例えば婚活パーティーで出会い、少し話をすると「この人いいな」と思うことがあるでしょう。
この段階で「好き」だと確信していなかったとしても、今後2人の関係がどうなっていくかなんて誰にもわかりません。もちろん、当の本人たちですらわからないのです。
それでも、ここで何かしらのアプローチをしなければそこで終わりです。相当の縁がない限り2度と会うことはないかもしれません。
アプローチとは、必ずしも「好き」や「結婚してほしい」という直球である必要はありません。
これから関係性を作り上げるために、自分自身の中にある「いいな」という気持ちを正直に伝えることもまたアプローチなのです。
経験値を高める
婚活をしている人は大勢いて、一人ひとり性格も違えば恋愛経験やタイプも違います。
中には、これまでに数々の異性と交際経験があるという経験豊富なタイプの人もいれば、ほとんど恋愛経験がなく、異性に対する対応に慣れていないという不慣れなタイプもいます。
もし自分が後者だと思うのであれば、「結婚したい」という思いを現実にするために婚活を通して異性に慣れ、経験値を高めることが必要です。
婚活では、さまざまな異性との出会いがあります。
好きになるかどうかに関わらず、「こんなタイプの人もいるんだなぁ」と感じることは婚活の重要な「気づき」となります。
人は今まで出会った人の中から自分にとっての理想のタイプを決めてしまいがちですが、出会ったことのない人に魅力を感じたりタイプが変わったりすることはよくあることです。「タイプとは真逆の人に惹かれる」人が多いのはそのためです。
そんなときに、「今までとは違う=この人をもう少し知りたい」という気持ちを態度または言葉でアプローチすることができなければ、もったいないと思いませんか?
さまざまな人にアプローチをすることは勇気がいることです。
しかし、その分アプローチ術や経験値を高め、運命の人との出会いを現実にすることができる可能性が高まります。
TPOに合わせたアプローチ
婚活パーティーで初めて会った人であれば、「いいな」と思っていることや下記にも述べるように態度でアプローチすることは非常に効果的です。
しかし、常に同じアプローチ方法しかないとなると次のステップに進む可能性が低くなることも。
個別に連絡を取り合い、何度もデートをしているのに「付き合いたい」という告白がなかったり、「好き」だという言葉がないのであれば、相手が自分のことをどう思っているのか不安になり、そこで関係性が途絶えてしまうことも。
婚活は、出会いから見事結婚して初めてゴールとなります。せっかく掴んだ縁を離すことのないよう、TPO・恋愛のステップに合わせたアプローチを忘れずに。
婚活パーティーで効果的なアプローチ
婚活パーティーのスタイルにもよりますが、規模の大きいパーティーなら100人以上もの人と一度に会うこともあります。
婚活の基本として、魅力的な人にはそれだけ人が集まるということがあります。
せっかく出会いがあったとしても、自分からアプローチをすることができなければ、他の人にとられてしまうことは間違いありません。
婚活はいわば早いもの勝ちです。大勢が集まる婚活パーティーだからこそ、効果的なアプローチが求められます。
言葉はいらない!態度で示す
いくらアプローチが重要だといっても初対面の相手にいきなり言葉でアプローチすることには抵抗があるという人もいらっしゃるでしょう。
おそらく「魅力的ですね」や「気になります」という言葉をスムーズに口から出すことができない人の方が多いかと思います。
婚活パーティーでの出会いの場合、アプローチ方法は必ずしも言葉だけではありません。
- しっかり相手の目を見て話す
- 相手のことを褒める(内面を中心に)
- 笑顔を絶やさない
などは、相手に「自分のことを好きなのかな?」と思わせる効果があるのと同時に「魅力的だな」と思わせるための重要なポイントです。
言葉は、よほど異性慣れをしていない限り口に出すことにためらいがあるという人でも、こういった態度であれば抵抗なく表すことができるのではないでしょうか。
自分なりのアプローチ術を身に着ける
婚活パーティーでは一度に多くの人との出会いがあります。
そこで出会い、「いいな」と思った一人ひとりに対して違うアプローチを考えていては「婚活疲れ」状態に陥ってしまいます。
自然にアプローチすることができる人であれば婚活を楽しむ余裕もあるかもしれませんが、不得意な人や慣れていない人には「アプローチ=大変」というネガティブなイメージとなってしまいかねません。
婚活疲れを防ぎ、無理せず婚活を進めるためには自分なりのアプローチ術を身につけましょう。
それは言葉でも態度でも、「いいな」と思う異性が現れ際のアプローチ方法をある程度決めておく方法です。
相手によって一人ひとり違うアプローチをするよりも、婚活における習慣とした方が気持ちに余裕ができるでしょう。
もちろん、これまでとは違うイレギュラーな相手に対してアプローチする場合は多少アレンジも必要になりますが、婚活における自分なりのアプローチを決めておけば、せっかく掴んだチャンスを得ることができる可能性も高まるでしょう。
異性目線の「魅力的な自分」を知る
婚活パーティーにおいて、異性から人気がある人には共通点があります。見た目が良いこと以上に「内面」が魅力的であるかどうかは非常に重要です。
例えば、見た目は美人(イケメン)なのに、いざ話してみると全く気遣いができなかったり、自分の話ばかり…であっては、いくら見た目が良くても「もっと知りたい」と思うことはないでしょう。
婚活で異性から人気がある人は、見た目以上に内面が魅力的なのです。
ではどのような点かというと、
- 話しかけやすい
- 話に対する相槌がうまい
- 楽しそうに話を聞いてくれる
- 優しく気遣いができる
- 明るくポジティブ
などがその一例です。
決して難しいことではなく、誰にでもできることです。
しかし、いかに自然に・無理をせずに見せるかどうかが重要です。
これらは、婚活に限っていえることではなく日頃から続けることで自然と身に付くものです。
婚活だから頑張っているのではなく、誰に対しても行うことができれば、あなたの魅力として備わり婚活パーティーでも自然にふるまうことができるでしょう。
ただ言葉や態度でアプローチするだけでなく、その前の段階である「異性から興味をもたれる自分でいること」もまた、婚活におけるアプローチの一つといえるのではないでしょうか。
婚活パーティーで出会いを探すなら身に着けるべきアプローチ術
よほどタイプではない人でない限り、異性からアプローチされて嫌な思いをする人などいません。ましてや結婚相手を探す場である婚活パーティーであればなおさらのこと。
もし、自分のことをアプローチが苦手な人間だと決めつけてしまっている人は、その殻を破りましょう!
婚活はただ待っていても何も変わりません。自分で考え、行動するのみです!
せっかく婚活パーティーという日常とは違う場所に参加するのであれば、恥ずかしがらずに自分からアプローチしてみることをオススメします。
これまでとは違う結果がついてくるかもしれません。