子連れで再婚を考えている女性は多くいます。
しかし、中には子連れだとそもそも相手にしてもらえないのではないかと思い込んでしまい、行動に移さずに、いつまでも再婚できないでいる女性も少なくありません。
- 子連れ再婚で女性が悩むこと
- 子連れ再婚を成功させるためのポイント
ここでは、なぜ子連れ再婚で悩んでしまうのか、どうすれば子連れでも再婚できるのか、その秘訣などを解説します。
子連れ再婚で女性が悩むこと7選
子連れの再婚をすることによって起こりうる、女性の悩みをピックアップしてみました。
こちらでは、7つに分けて解説したいと思います。
子どもと上手くやっていけるかどうか
子連れ再婚といっても子どもの年齢は幅広いです。
幼児であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、小中学生は多感な時期なので再婚相手と上手くやっていけるかどうか、非常に悩むことになるでしょう。
事実、いつまでも再婚相手に馴染めずに辛い思いをする子供もいますので、子連れで再婚を考える女性が避けて通れない悩みとも言えるでしょう。
子どもにストレスを与えてしまわないか
これは最初に紹介した子どもとの関係と似ているかもしれませんが、上手く再婚相手に馴染めないと子どもにとって大きなストレスとなってしまいます。
結果、子どもがまだ小さければ悪さをするようになり、学校でそのストレスを解消するためにクラスメイトや教師を困らせることをするようにもなります。
いくら大人が良い関係を築けていたとしても、子どもも必ず良い関係を築けているわけではありませんので、しっかり話し合ったりして子どもを第一に考えて行動する必要があります。
パートナーと2人きりになれる時間が多くない
お互いに独身であれば、再婚をすればパートナーと2人きりの時間をたくさん確保することができます。
しかし子連れの場合はどうしても子どもを優先的に考えなければならないわけですから、パートナーと2人きりになれる時間を中々確保できないのです。
それによって今度は母親がストレスを感じるようになり、最悪の場合、子どもでストレスを発散することもあります。
可能であれば親戚などに子どもを預けるなどして、2人だけの時間をたっぷり楽しむなどの工夫が必要でしょう。
周りに再婚するなと言われる
すごく好きになった男性がいて、子連れでも構わないから再婚しようと言われても、周囲から反対されることもあるでしょう。
特に女性の両親から子どもの気持ちを考えて、などと言われて反対されることが多いと言われており周囲の反対を押し切ってしまえば関係も悪化することになるので難しい悩みの一つでもあります。
金銭問題の悩み
2人だけであれば、そこまでお金を切りつめても問題ないでしょうが、子どもがいるとなると話は別です。
これから教育でお金がかかる場合には、金銭的にある程度余裕がないと子どもに辛い思いをさせることにもなります。
再婚してからも女性は働くのか、その間子どもの世話はどうするのかなどの問題にも広がっていきますので、金銭問題の悩みは子連れ再婚をする上でとても大きな障害となります。
入籍や結婚式はどうするのか
再婚するとしても、入籍せずにそのままの状態でいる人も多くいます。
結婚式についてですが、やはりお金がかかりますし、そもそも初婚で結婚式を挙げたのにまた挙げても良いものかと頭を悩ませるでしょう。
場合によっては周囲からはまた結婚式をするのか、と冷ややかな目で見られることもあるので慎重に決定したい悩みでもあります。
養子縁組を行うべきなのか
再婚した際に養子縁組をすることで、再婚相手から子どもに対する相続権や扶養義務が発生します。
それとは反対に子どもは再婚相手を介護する義務なども発生しますので、これもじっくり考えて決めたいポイントと言えます。
養子縁組には特別と普通がありますので、この点も相談して決めなければなりません。
子連れ再婚を成功させるためのポイントとは
子連れで再婚を成功させるためのポイントを7つ紹介します。
それぞれ解説していきたいと思います。
再婚前にパートナーと子どもが一緒に過ごせるようにしておく
再婚してからいきなり子どもにパートナーを会わせても、まずその関係は上手くいくことはないでしょう。
これは子どもが幼児だろうが小中学生だろうが同じことで、やはり再婚前にある程度慣らせる必要があるのです。
そのために再婚前にパートナーと子どもが楽しく遊ぶ時間を確保したり、なついてもらえるような工夫が求められます。
そうしておけばいくら再婚をしても、そのままスムーズに関係が続いていきますので、頭を悩ませる必要もなくなります。
再婚までに子育てをどうするか相談しておく
再婚すればパートナーは子どもを育てていくことになります。
いくら自分の子ではないといっても再婚するのですからそれは当然のことです。
そこで避けて通れないのが子育てについてです。
再婚してから話し合っていては意見の食い違いで再び離婚することにもなりかねませんので、再婚までにできるだけ多くの時間を確保して子育てについて相談しておくようにしましょう。
再婚相手に親として意識させすぎない
再婚すればパートナーはその子の親になるわけですが、だからといって親としての役割を求めすぎてはなりません。
ここで中心となるのは、あくまでも子どもの親である女性なので、親だからこうして欲しいというような要望は多くしてはいけないのです。
どうしても求めたいのであれば、一度に多くを求めるのではなく少しずつ求めるようにしましょう。
子どもの気持ちを第一に考える
再婚を成功させるためには、やはり子どもがどう思っているのかを第一に考えるべきです。
子どもが嫌がっているにもかかわらず大人の考えだけを優先して再婚してしまえば、子どもは自分は無視されている、自分よりもパートナーの方が大切なのだと思って再婚家庭は上手くいくことがないからです。
もし子どもがどうしても再婚相手に馴染めないようであれば、思い切ってその男性との関係を解消するのも大切です。
元パートナーの話題はできるだけ出さない
再婚にしてもまだ付き合っている段階でも、元パートナーや元彼の話題を出されて気持ちの良い男性はそうはいないでしょう。
いくら再婚してパートナーのとの関係が良くて幸せでも、できるだけ元パートナーの話題は出さないようにしましょう。
パートナーはその男性と比較されている気持ちになって、場合によっては関係を解消される可能性も考えられます。
お互いに何でも言い合える関係を築く
再婚新婚に関係なく、お互いに何でも言い合える関係というのは夫婦生活を続ける上でとても大切なことです。
そうすれば相手の気になる部分も改善させることにもなりますし、ストレスを感じることなく生きていけます。
ストレスがなければ子どもへの接し方も良くなりますので、気を遣い合う関係ではなく何でも言い合える関係を求めるようにしましょう。
再婚相手の両親であっても誠実に対応する
再婚相手の両親だからあまり関係を持ちたくない、と思う女性もいるかもしれませんがそれは良くありません。
なぜなら、いくら女性にとって再婚だったとしても男性にしてみれば初婚かもしれないからです。
初婚にもかかわらず自分の両親を大切にしてくれないというのでは、その男性は両親に申し訳ないと思ってしまうでしょう。
少し無理をしてでも誠実に対応することで、パートナーの気持ちもスッキリして、お互いに良い関係を築くことにもつなげられます。
子連れ再婚をする時に相手を選ぶには何を意識すればいいのか
さいごに、どのような男性を再婚相手に選ぶとよいのか、再婚相手の選び方について詳しくお教えいたします。
再婚相手を選ぶときのポイントは、3つあります。
子どもだけでなく自分も大切にしてくれるかどうか
相手選びをする上で大切なことはいくつかありますが、女性を大切にしてくれるかどうかがかなり重要なポイントです。
子どもばかりを大切にする男性も中にはいますが、それだけでなく女性も大切に扱ってくれることが分かれば、その男性とは良い家庭を築いていけるでしょう。
感謝の気持ちをしっかり表してくれるかどうか
結婚して時間が経過すると、女性が家事などをやってくれると、それが当たり前だと思って感謝の気持ちを何一つ表さない男性がいます。
しかしそれでは関係がいつかは悪くなって離婚する可能性もあるでしょう。
そのため相手選びの際には、普段から何をするにも、きちんと感謝の気持ちを表してくれるかどうかを意識する必要があります。
自分の中では感謝していても、それは伝えないと分からないものなので、この男性なら感謝の気持ちを持ち続けていられると思った相手を選ぶと良い関係を築いていけるでしょう。
男性も再婚だった場合、なぜ離婚してしまったのかその原因を考えられているかどうか
子連れ再婚であっても、相手も再婚の可能性があります。
その場合、男性に求めるものはなぜ離婚をしてしまったのか原因を分析できているかどうかです。
もちろん自分自身も分析できていなければ意味がないので、相手に求める前に自分で離婚の原因を分析するのは必須です。
このように分析できていれば、再婚をしても仮に問題が起きても、そう簡単には離婚にまで発展することはありません。
一度失敗したことで何がいけなかったのかを整理できているので、問題をクリアして関係を良好に保つことができるのです。
子連れ再婚でも諦めない
このように子連れ再婚をする際には、いくつも考えたり意識しなければならないことがあります。
すべてを網羅するのは決して簡単ではありませんが、いくつか重要なものも把握して行動したり考えておけば子連れであっても新たなパートナーと円滑な関係を築きつづけていけるでしょう。
その際にはパートナーも大切ですが、子どもの気持ちや考えを十分すぎるほど汲み取ってあげることを忘れてはいけません。