遠距離恋愛中だと頻繁に会うことができないために、関係を長続きさせるのが難しいこともあります。
- 遠距離恋愛を長続きさせるコツ
- 遠距離恋愛中の男女の心理の違い
- 遠距離恋愛によって生じる問題点
どうすれば遠距離恋愛を長続きさせることができるのか、どのように楽しめばいいのかについて解説していきます。
遠距離恋愛とは
遠距離恋愛とは、物理的に離れている距離で恋愛している状況のことです。
「どれぐらい離れているのか」については人それぞれ認識が違いますが、「遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査」による調査では、相手に会いに行くのに2時間以上かかる離れていたら遠距離恋愛と考えている人が多いです。
お互いに住んでいる場所が遠く、簡単に会えないため、SNSや電話や使って連絡を取る必要があります。
先ほどのアンケートでも「42.8%が1年未満で終止符を打っていました。」とあるように、恋愛関係を継続するのは難しく、長続きさせるためにはお互いの信頼や日頃のコミュニケーションが重要になります。
遠距離恋愛を長続きさせるコツ
では遠距離恋愛を上手に、そして長続きさせるコツについて見ていきましょう。
遠距離恋愛を長続きさせるコツは、5つあります。
交際相手に対する信用が大切
お付き合いしている相手が遠くにいると、不信感を抱くことがあるかもしれません。
「もしかすると自分が知らないところで他の異性と仲良くしているのでは?」と感じることがあるかもしれません。
相手に対して不信感を抱き続けていると、交際相手を信用できなくなります。
遠距離中はとにかく相手を信用し、好きだという気持ちを継続させるべきです。
こまめに連絡する
交際相手が何をしているかがわからないと、疑いの気持ちが生じてしまいます。
こうした状況を避けるためには、こまめに連絡を取る必要があります。
定期的にコミュニケーションを取っていれば、交際相手の行動を把握できます。
メールや通話によって会話を楽しめば、寂しさを和らげることもできます。
限界まで我慢しない
交際相手が遠くにいると、誰でも寂しさを感じるものです。
しかし仕事や勉強など、やむを得ない理由で遠距離恋愛となっている場合は「仕方がない」と言い聞かせて、この状態を我慢しているのが現状です。
どうしても会いたいと思ったときは我慢せず、会いに行くべきです。
限界まで我慢するのはよくありません。
金銭的負担をできるだけ平等にする
遠距離恋愛は交際相手に会いに行くだけでも交通費がかかりますし、宿泊費もかかります。
そのためどちらか一方がいつも料金を支払っているのであれば、大きな負担となることでしょう。
経済的負担が発端となり、別れを決意する人もいますので、この点は注意が必要です。
細かすぎるルールはNG
電話やメールでコミュニケーションを取ったり、定期的に会う約束をすることなどは遠距離恋愛を継続させるうえで大切です。
しかし細かすぎるルールを作ってしまうと、逆に束縛されているように感じてしまうことがあります。
このような状況がストレスとなり、遠距離恋愛が嫌になってしまうこともあります。
細かすぎるルールは作らない方が無難です。
遠距離恋愛で恋人にどれくらいの頻度で会う?
遠距離恋愛中はどれくらいの頻度で会うことができるのか、一般的な意見についてご紹介します。
それぞれ解説していきます。
国内での遠距離恋愛の頻度は2ヶ月から3ヶ月に1回
国内での遠距離恋愛の場合、住んでいる場所によっても異なりますが、会う頻度は2ヶ月から3ヶ月に1回程度が一般的であるとされています。
やはり飛行機や新幹線などを利用して1時間以上かけて恋人に会いに行く場合、交通費も大きな出費となります。
またせっかく会うのだから2、3日一緒に過ごしたいという場合、仕事や学校を休まなければならないこともあります。
予定を調整するのも容易ではなく、このような状況ゆえに2ヶ月から3ヶ月に1回という頻度となります。
海外との遠距離恋愛の頻度はは3ヶ月に1回程度、もしくは半年に1回
海外に恋人がいる場合、会いに行く頻度は3ヶ月に1回程度、もしくは半年に1回程度が一般的です。
やはり海外となるとコストがかかるために、頻繁に会いに行くことはできません。また、言葉が異なる場所へ行くことになるわけですから、日本国内の旅行のようにはいきません。
加えてパスポートを用意しなければならないなど、事前の準備にも時間がかかります。
こうしたことが要因となり、会う頻度が3ヶ月から半年に1回程度となります。
遠距離恋愛中の男女の心理の違い
遠距離恋愛中は思いに変化が生じるものです。ではそれぞれの心理状況について見ていきましょう。
こちらでは、3つに分けて解説したいと思います。
女性は寂しさを感じ、男性は燃える
遠距離恋愛が始まると感情に変化が生じます。
女性はというと彼氏と会えないことに寂しさを感じるため、メールや電話を積極的に行います。
逆に男性の方は彼女と会える機会を大切にし、次会う日まで頑張ろうと意気込んだり、次のデートで彼女を喜ばそうと凝ったデートプランを立てたりします。
将来を考える女性、今を楽しむ男性
遠距離恋愛が始まると、お互いについて新たな発見があります。
例えばこまめに連絡してくる恋人を見て、「この人は自分のことをいつも気遣ってくれている」と強く感じるかもしれません。
逆に恋人があまり連絡してこないのであれば、「あの人はまめな人ではない」と感じることでしょう。
こうした発見により、女性は彼氏とこのまま一緒にいるべきなのかどうかを考えるようになります。
逆に男性は今の状況に対して一生懸命になります。
近くに自分の彼女がいないことをプラス材料と考え、仕事に打ち込むなどの行動に出る男性もいます。
一緒に時間を過ごしたい女性とスキンシップを楽しみたい男性
遠距離恋愛が始まると、女性は彼氏に会える時間を大切にするため時間を有意義に過ごしたいと感じます。
それに対して男性は、彼女に久しぶりに会うと甘えたいという感情が芽生え、スキンシップを取りたいと感じます。
遠距離恋愛によって生じる問題点とは?
遠距離恋愛独特の問題が生じることがあります。主なものは以下の通りです。
遠距離恋愛によって生じる問題点は、3つ考えられます。
すぐに会いに行けない
まず遠距離恋愛によって生じる最大の問題点は、会いたくなってもすぐに会いに行けないことでしょう。
この状況は時に耐えがたい寂しさを生じさせます。
辛いことがあっても電話でしか話すことができず、慰めてもらうにも限界があります。
今まで一緒に過ごすことができていたのに、いきなり遠距離になってしまった場合は、心にぽっかりと穴が開いたように感じることがあります。
交際相手が浮気している錯覚に陥る
やはり別々に過ごす時間が長くなると、交際相手がやましいことをしているのではないかと心配になるものです。
特に何らかの理由でしばらくの間メールや電話がないと、相手の浮気を疑うことがあります。
過度の心配はネガティブな思考を生じさせますので、遠距離恋愛中の人は注意が必要です。
交際相手の気持ちが理解しづらい
遠距離恋愛になると、コミュニケーションの主な手段はメールと電話になるため、相手の顔を見て話すことができず、文面や声だけで気持ちを理解する必要があります。
しかしこれは意外と難しいものです。
相手の気持ちがよくわからないという状況に陥ることがあります。
遠距離恋愛になる?そのきっかけとは?
望んでいなくても遠距離恋愛になってしまうことはあります。主な原因は以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
引越しが必要になるケース
転勤や進学などの理由により、交際相手が引越さなければならなくなることがあります。
このような場合、遠距離恋愛となるのは必須です。
この場合はどちらか一方、もしくは両方の都合により離れた場所に住むことになります。
このままお付き合いが続いて結婚を考えるまでになれば、どちらかが交際相手のもとへ引越すことになるでしょう。
出会いが旅行先
今の交際相手と旅行先で出会ったという場合、お互いの住んでいる場所が離れているという状況に直面することがあります。
このような場合も、遠距離恋愛となります。
旅行先で外国人と出会った場合は国を超えての恋愛となりますので、国内での遠距離恋愛よりも会うのが難しくなります。
出会いがSNS等
今はSNS等を通して世界中の人とコミュニケーションを取ることができるため、SNSがお付き合いするきっかけとなることもあるのです。
しかしSNSで気の合った異性が近くに住んでいる可能性は高くありません。
このような出会いも遠距離恋愛になるケースがほとんどです。
お見合いで交際がスタート
お見合いで交際がスタートした場合も、遠距離恋愛になることがあります。
この場合も、お見合い相手が自分の近くに住んでいる人とは限りませんので、遠方からきている場合は遠距離恋愛がスタートします。
将来設計や性格に左右される遠距離恋愛
以上、遠距離恋愛を長続きさせるコツについて解説しました。
遠距離恋愛がいつまでも続くのは、良くありません。
いつかはお互いが近くに住み、会いたいときに会えるという環境を整えるべきです。
特に寂しがり屋の性格の人は、この状況がストレスとなりますので、交際相手と将来についてしっかりと話し合うべきです。