マッチングアプリで知り合った人にマルチや宗教に勧誘されて怖い思いをしたと言うニュースを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事ではマッチングアプリでマルチや宗教など怪しいビジネスの勧誘に引っかからないようにするためのテクニックについて解説していきたいと思います。
どんなマッチングアプリでも、勧誘する人は一定数いる
多くの人は勧誘に会うなんてその婚活アプリが怪しいからだと思うかもしれませんが、それは半分間違っています。
確かにちゃんとしたマッチングアプリを使えば勧誘に合う可能性は低くなりますが、それでも加入する人は少なからず存在しています。
てんちむは「この前、マッチングアプリを経験してみたくて、身バレ徹底しててんちむを知らなそうな人に(ハート)してマッチングアプリをやってみたんですがマッチした男がアムウェイ男でした」と明かし「これムカつきすぎて後日談で動画撮ったんでお楽しみに 笑」とつづった。
てんちむ マッチングアプリ登録も…マッチしたのは「マルチ男」 「ムカつきすぎて…」仕返しへ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
婚活中の人は話を聞いてくれやすいので、そういう人を狙って宗教やマルチといった勧誘を行う人はやってくるのです。
安全に活動できる婚活アプリを見極めるのは大切ですが、どんな婚活アプリを利用しても勧誘する人は存在するものだと警戒してかかった方が良いでしょう。
ニュースにもなった!婚活アプリで勧誘された事例について紹介します。
実際にマッチングアプリで出会った人に勧誘されたと言うニュースは後をたちません。
マッチングアプリで違法勧誘疑い、京都府教委職員ら逮捕
マッチングアプリで知り合った女性をネットワークビジネスの会員に違法勧誘したとして、京都府警生活保安課と川端署は11日、特定商取引法違反(連鎖販売取引の禁止行為)の疑いで、京都府教育委員会職員の男(26)=京都市中京区=と自称自営業の女(38)=山科区=を逮捕した。
こちらは2021年11月に実際にあったトラブル事例です。
この事件では男がマッチングアプリで出会った女性を食事に誘い、その後販売会員が利用する建物に連れ込み女性にエステを実施、「肌が荒れている」と言って1万5千円の化粧水を勧め他とのこと。
「会員になれば安く買える」と会員に登録させていた罪で京都府教育委員会職員の男(26)が逮捕されています。
教育委員会職員と言うと安心して出会ってしまいがちですが、こんなトラブルに発展することもあるんですね。
マッチングアプリで宗教勧誘とマルチ商法に遭った20代男子。
近年、マッチングアプリやSNSで出会い、交際や結婚をする人が増えています。しかし、ネット上での出会いは常に危険と隣りあわせ。インターネットを通じて知り合った人と実際に会い、事件に巻き込まれるケースも後を断ちません。
引用元:マッチングアプリで宗教勧誘とマルチ商法に遭った20代男子。怪しい人物の共通点を聞く(bizSPA!フレッシュ) – Yahoo!ニュース
こちらは男性が可愛らしい女性に引っかかってしまったという事件です。
男性が騙されるのはいかにもといったイメージですが、警戒していても引っかかってしまうことがわかりますね。
仮想通貨詐欺、再逮捕へ 投資会社社長の男ら6人 マッチングアプリで勧誘
ニュース:https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/574821
こちらは今話題の暗号通貨絡みの詐欺事件です。
マッチングアプリで出会った相手をターゲットにした詐欺事件が後を立たず、検索をするとたくさん見つけることができます。
詐欺に会うなんて自分には関係ないと思うかもしれませんが、身近なところに詐欺は口を開けて待っています。
マッチングアプリで勧誘された体験談
実際に刑事事件にはなっていないものの、婚活アプリで勧誘されたと言う経験談を見てみたいと思います。
①宗教に勧誘された体験談
先日、婚活アプリで出会った女性の自宅に招待されました。まだ出会ったばかりなのにずいぶん大胆だなと思っていたら、そこには「教祖」と呼ばれる人がいて怪しい宗教の勧誘を受けました。
マッチングアプリで出会った女性に自宅に誘われたら、男性であれば喜んでついていってしまうことでしょう。ついていった後ろめたさから、宗教の勧誘を受けたら断れずに入信してしまったと言うこともあるようです。
②投資の勧誘された体験談
マッチングアプリで知り合った女性。写真はブランド物ばかりだし車も高級車だし、楽しみに会いに行ったら、新規上場株に興味がないかと勧誘を受けた。
マッチングアプリでよくあるのは投資の勧誘です。
プロフィールの写真に高額なものが並んでいたり派手な生活をほのめかしているためそんな生活をしている人に憧れて会いに行くと、「お金が稼げる話がある」と言われ投資を勧められるのです。
男性にも見栄があるため、怪しいと思っていてもその話に乗ってしまうことも多いようです。
③化粧品を販売された体験談
マッチングアプリで会ったイケメンの男性に、疲れてるんじゃないと言われてよくわからない化粧品を高額で売り付けられそうになった。いらないと言っているのにしつこく勧誘されて本当に困った。
女心を上手にくすぐるように、化粧品やエステを販売すると言う勧誘も多いようです。
こういった商品はもともとの値段がわからないため、販売価格が適正かどうか判断しづらいと言うのがポイントです。詐欺としても証明しづらいですし、実に巧妙な手口と言えるでしょう。
④洗剤の販売
マッチングアプリでマッチした人とご飯に行ったら、お金に興味ないかと投資に誘われ、洗剤や日用品を購入するマルチまがい商法に誘われた。面白そうだと思って話を聞いていたら後日その人の「師匠」と呼ばれる人と会うことになり、入会金で30万円支払えば最初からVIP対応で幹部クラスの報酬がもらえると持ちかけられた。
こちらは典型的なマルチまがい商法ですね。マッチングアプリで出会った相手にマルチ商法を持ちかけ、勧誘するパターンです。
普通の人にこんな話をしてもなかなか聞いてもらえませんが、マッチングアプリでマッチした相手なら比較的ちゃんと聞いてくれると言うことで、こんな話を持ちかけるようです。
⑤イベントやセミナーに参加を求められた
どうしてこんな美人がマッチングアプリで相手を探してるんだろう?と思うほどの女性と3回目のデートをした後、この後セミナーがあるからついてきて欲しいと参加を求められた。
マッチングアプリでは怪しいイベントやセミナーに参加するように勧誘されるのも珍しくありません。
マッチングで勧誘目的の人を見抜く方法
こういった勧誘目的の人を見抜くためにはどうしたらよいでしょうか。
まず相手のプロフィールをチェック
リッチな食事や高級車、派手な旅行の写真を掲載していて住む世界が別のように見せかけるようになっている場合、それは勧誘目的の可能性が非常に高いです。
そんなハイクラスの人が婚活アプリを利用するとは思えないからです。
さらにプロフィール欄に「投資」というワードがあれば、それも勧誘目的の可能性があります。
自分が投資に興味があることを公言しているので、マッチングした後に投資の話をしやすいからです。
メッセージで個人情報を質問攻めしてくると危険
またメッセージのやりとりをしている時にあなたの個人情報を色々と詮索してきたり、お金に興味がないか?と聞いてくる場合も、勧誘目的の可能性があります。
マッチングした後に女性の方から「すぐに会いたい」と求めてくる場合も怪しいですね。
中には男性と出会うことに積極的な女性もいますが、警戒心がある普通の女性であれば、マッチングアプリで知り合ったばかりの男性とすぐに会いたいとはならないはずです。
勧誘をするためにはとにかく数多くの人と会って話を持ちかけることが大切ですから、メールのやり取りよりも実際に会うことを優先するのです。
誘われたからといってすぐに会いに行くのではなく、最低でも1週間程度はメッセージのやりとりを通して相手のことを知るように心がけてください。
またあなたのことにあまり興味を示さないようであれば、勧誘目的と疑ってかかったほうが良いかもしれません。
婚活アプリを利用していてマッチング相手に興味を示さないなんて事は普通ありえないからです。
勧誘目的の相手はしっかり見分けよう
真面目な婚活目的でマッチングアプリを利用している人にとって、勧誘目的で近寄ってくる人は迷惑以外の何者でもありません。
勧誘目的の相手を事前に発見することが非常に難しいですが、ポイントを押さえてチェックすることである程度は見極めることができるでしょう。
どんなアプリを利用していても、勧誘目的の人が紛れ込んでいる可能性はしっかりと頭に留めておきたいものです。