結婚が人生のゴールだという人もいるでしょうが、実際には結婚をして後悔してしまうケースも少なくありません。
愛し合って結婚したのですからなぜ後悔するのだろうと疑問が浮かぶこともありますが、最近では結婚後悔症候群に悩まされている人が多くいるのです。
蓮コーチ
ここではそもそも結婚後悔症候群とはなんなのか、なぜ後悔することになるのかの理由などを解説します。
結婚後悔症候群とはどのようなものか
好きな人と結婚をして幸せな家庭を築こうと思い描く人が大半だと言われていますが、実は後悔する人もいます。
結婚後悔症候群というのはこの描いていた通りの生活が送れなかったり、あるいは気楽に過ごせていた独身時代を懐かしく思うことで憂鬱になってしまうことを言います。
新婚さんに多く見られる現象ではありますが、決してそれだけではなく離婚を考えている状態でもこの症候群に該当してしまうのです。
蓮コーチ
簡単に言えば文字通りになってしまいますが、結婚したことを後悔しているということです。
結婚を後悔した理由ランキング
結婚前の期待と現実の差が激しい
男女関係なく誰もが結婚する場合にどういう生活を送りたいという期待や理想を持つことでしょう。
確かにそれは非常に大切で、将来のビジョンにもつながっていくことなのですがいざ結婚生活を送ってみると思い描いていた期待や理想と全くかけ離れた現実が待ち構えている可能性があるのです。
このギャップによって結婚後悔症候群に陥る人が多く、中には過度な期待や理想を持つのは危険だという人までいます。
蓮コーチ
ギャップが激しければそれだけショックも大きくなるので、思い描くとしてもシンプルでハードルの低いものの方が良いでしょう。
夫婦間で価値観が異なっている
結婚する前に同棲していれば結婚後ある程度どういう生活が送れるのかを把握できるでしょう。
しかし交際からいきなり結婚となると一緒に住んでいたわけではないのですから、お互いに価値観の違いに気が付いてしまいます。
相手の嫌なところが見えてしまったり、価値観が異なることで「この人と結婚するべきではなかった」と後悔することになるのです。
蓮コーチ
価値観はそう簡単には変えられませんから、価値観の相違で症候群に陥りたくない人は同棲して相手の価値観を確かめてみることが大切です。
子育てや家事などが思っていたよりも負担
結婚して子どもが産まれたら子育てをすることになりますし、家事も行うことになります。
家事ならば事前にどの程度の負担かは分かるかもしれませんが、子育てとなると子どもがいつ病気をしたり夜泣きをするのかなどは全く分かりません。
これによって当初思い描いていた負担の数倍の負担がのしかかってしまい、結果的に結婚後悔症候群へと突き進んでしまうのです。
蓮コーチ
子どもが成長すれば子育ても比較的楽になるので、小さい内だけだと割り切ってしまうことで乗り越えることができるでしょう。
経済的な面
例えば結婚した当初は夫の収入も安定していて、何不自由なく生活ができていたのに突然夫がリストラにあい職を失うことも考えられます。
そうなるとここでもギャップができるのですが、今までは幸せに食べたり買ったりできていたのが、何もできなくなってしまい結婚後悔症候群になってしまうのです。
蓮コーチ
夫の収入だけに頼っている家庭は特にこれを感じることが多く、妻がパートなどで働きに出るようになると「専業主婦だった頃が懐かしい」と思って結婚したことを後悔してしまうのです。
夫婦間のコミュニケーションが欠けている
新婚ほやほや家庭はかなりコミュニケーションが充実していて、周囲からうらやましがられることもあるでしょう。
しかし徐々にコミュニケーションが欠けていくようになると、「なぜこの人と結婚したのだろう」と疑問を感じることになります。
単純に会話をすることも少なくなり、夜の営みなどもすっかり減ってしまうとこれならば独身の方が良かった、と大きな後悔をすることになるのです。
蓮コーチ
ちなみにコミュニケーションが欠けている夫婦が仲良くなるのはかなり難しいとも言われていますので、こういう場合は注意が必要です。
性の不一致、体の相性が良くない
体の相性に関しては交際している時期にある程度分かることではあるでしょうが、中には結婚してから始めて体の関係を持つようになったという夫婦も少なくありません。
体の相性はとても大切で、夫婦がその関係を長続きさせるのに欠かせないものだとも言えます。
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それにも関わらず相性が良くないというというのは離婚も時間の問題となるでしょう。
親や親戚との関係に悩む
相手の親や親戚との関係が上手くいかないことで頭を悩ませる人も多くいます。
これは特に女性に多いと言われており、できるだけ夫の親戚とは顔を合わせたくないと感じるのです。
蓮コーチ
逆に関係が円滑にいっている場合は結婚を後悔することはまずありません。
容姿が老化していく
結婚したころは肌艶もよくしわ一つなかったのに、歳を重ねるごとにどうしても容姿が劣化していきそれに耐えきれずに結婚を後悔するケースも多くはありませんが確かにあります。
容姿の劣化は人間である以上誰もが感じることなので仕方がないですが、相手の容姿だけで結婚した場合にはこれを理由に症候群に陥ることになります。
結婚を後悔しないためにすることは
結婚前の期待と現実のギャップをできるだけなくす
期待と現実にギャップがあることで症候群になるのであれば、そのギャップをできるだけなくすようにしましょう。
決して簡単ではありませんが、あまり大きな期待を抱かないことが大切です。
蓮コーチ
いずれにしても期待と現実にはある程度のギャップが生まれるものですから、最初からそうだと割り切って対応していくようにしましょう。
夫婦間の価値観の違いを把握する
価値観が全く同じ夫婦は少ないです。
それぞれ別々の人生を歩んできたわけですから、少々の価値観の違いは我慢しなければなりません。
そのため、相手がどういう価値観を持っているのかを把握して受け入れる必要があるのです。
蓮コーチ
最初は苦労するかもしれませんが、時間をかけてお互いに理解しましょう。
子育てや家事などの負担を分け合う
子育てや家事は女性に仕事だ、というのは昔の話です。
今では男性もこれらに積極的に関わる時代なので、それぞれを分担すると良いでしょう。
蓮コーチ
一人がすべてを担当するのはまず無理なことなので、子育ては夫、家事は妻などのように最初から決めてしまうことをおすすめします。
夫婦間でコミュニケーションをしっかりとる
どうしても結婚してから時間が経ってしまうと、コミュニケーションに欠けることがあります。
感謝の言葉などを忘れないようにして、どういう話題でも良いので会話のキャッチボールを意識することで、夫婦関係を長続きさせることができます。
お互いを思いやり、分かってあげる
これは非常に大切なことで、お互いを思いやって分かってあげることも意識しましょう。
自分のことばかり考えていると相手は嫌になってしまいますから、相手がどう思っているのか、相手の立場に立って考えてみるクセをつけると良いです。
結婚後悔症候群にならないように準備する
事前にある程度の心構えや準備をしておけば、結婚後悔症候群にならずにすみます。
特に期待と現実のギャップで症候群になるケースが多くありますから、好きな人と結婚できるからとあまり過度な期待を抱かないなどの準備をしておきましょう。
