今や離婚や再婚は当たり前の時代。
結婚という形が絶対ではなく、合わなければ別れ、また再婚するのも自由になりつつあります。
しかしそうは言っても、中には再婚に苦戦してしまう人も。
そんな再婚を失敗してしまいがちな人について解説します。
再婚に失敗しがちな人の特徴
過去の失敗から学ばない
再婚を望む人というのは、当然かつては結婚していたはず。
つまり言ってしまえば一度は結婚生活に失敗しているとも言えるわけです。
結婚がうまく行かなかったことにはそれなりの理由もあるはずで、もしも再婚できたとしてもまた同じことを繰り返してしまうかもしれません。
仮に勘の鋭いお相手であれば、以前の話を聞いたり何度か接することで、そうした問題点を察することもあるでしょう。
そんな過去の反省を生かせていない人は、再婚が難しいと言えます。
相手と考え方や性格、生活スタイルが合わない
結婚とは生活を共にすることです。
一緒に暮らしていく上では生活のリズムも同じか、相手を理解できる程度であることは必要ですし、お金の価値観や世の中の物事に対する考え方もできる限り理解しあえる関係が良いでしょう。
ですがその相性が合わなかったり、あまり共感を得られない独特の感性であれば、当然結婚もなかなかうまく行くものではありません。
ある程度妥協することも必要ですが、価値観の合わない相手と結婚するというのも難しい話になります。
十分に結婚の準備ができていない
結婚とは単純に籍を入れるだけだったり、同じ場所に住むというだけのことではありません。
人生を共にするということであり、朝から晩まで、互いにライフスタイルを共有していくということでもあります。
つまり二人にとってまったくの新しい生活が始まるわけで、そのためには十分な準備が必要です。
経済的な面でももちろんそうですし、心構えや、さらにはより具体的に引っ越しのための身辺の整理も必要でしょう。
そうした準備が足りていないと、具体的な再婚に踏み出すことも難しいでしょう。
再婚に失敗する可能性を減らしていくためには?
自分自身の性格や価値観について把握しておく
再婚するという人は既に一度結婚がうまく行かなかったことがあるわけですが、そうした人は自分自身のことがよくわかっていないということもままあります。
自分がどういう性格で、どんな価値観を持っているのか。
その自覚がないために相手との差異やすり合わせなどがうまく行かず、溝が深まっていってしまうのです。
そうならないために自分がどんな人間なのか、まず把握しておきましょう。
相手の性格や価値観の理解に努める
結婚というのは一人でするものではありません。
当然のことながら相手と対等の関係で一つの共同体を作っていきます。
そして相手にも自分と同じように別の価値観があり、それが仮に自分とは異なっているものであっても、理解し受け入れていくことも大切です。
世の中にまったく同じ人間はいません。
違うことを前提として、互いに受け入れていくことも大切なのです。
相手に子いる場合には、子どもの理解も深める
結婚は一般的には二人でするものですが、それが再婚であれば自分や相手に子供がいることもあり、そうなると共同体を構成する人間はさらに増えることとなり、もちろん彼らとの価値観の共有も必要です。
大人子供関係なく家族の一員として、自分の子として理解を深めることも大切です。
相手の家族も含めて結婚するのだという心構えを持っておくようにすると良いでしょう。
経済的な準備もきちんとしておく
結婚する相手に対して、経済的に大変な思いはさせたくないですよね。
結婚をすれば新しい生活が始まり、そのためには色々な資金も必要になります。
もしも結婚式を望むならばそのための費用が必要になりますし、引っ越し費用や家具を揃えること考えなければなりません。
結婚してすぐに余裕がなくなってしまわないよう、あらかじめ経済的な準備もきちんとしておきましょう。
子どもの養育費・面会交流についてもあらかじめ話し合っておく
どちらかに子供がいる場合でも、必ずしも一緒に暮らすとは限りません。
元の配偶者が子供を引き取っている場合もあります。
その子への養育費や面会交流がどういった取り決めになっており、援助が必要かなど、後で問題が難しくなってしまわないよう話し合っておきましょう。
子供がいる側にとってもいない側にとっても、取り決めをしておくことが大切です。
まとめ
再婚というものには必ず過去というものついて回り、そのことが失敗の原因になったり、複雑な家族関係を生んでしまうこともあります。
再婚を失敗しないためにも改めて自らを見つめ直し、問題を整理しておくことが大切です。