「未婚のまま40代を迎えると狂う」という主張が、物議をかもしています。
とあるインフルエンサーの発言が元でツイッターを中心に騒動になっているだけで、科学的根拠があるわけではありませんが、思い当たるところがある人が多いのも事実。
そこで今回は、未婚のまま40代を迎えると狂うのか問題について、どのような意見が出ているのか口コミを紹介します。
- 未婚のまま40代を迎える人に見られる特徴
- 未婚のまま40代になっても幸せに暮らしている人たちの主張
- 未婚のまま40代になって厳しいと感じている人の声
この問題について、みんなの考え方が気になる方は参考にしてください。
「未婚のまま40代を迎えると狂うのか」問題の信憑性について
未婚のまま40代を迎えると狂うのか問題について、一般的な意見を総合し、このような結論に至りました。
40代で未婚だと狂ってしまうとは言えない
もし未婚のまま40代を迎えると狂ってしまうなら、日本各地で狂人が大量に発見されないとおかしいです。
総務省が2020年に公表した報告によると、40代の未婚者の割合は男性で26%ほどです。
これだけの人が狂ってしまったら、国として間違いなく大きな損害を受けます。
しかし、そんな報道は一切されていませんし、社会問題として取り上げられることもありません。
そもそも人が正常な判断をできなくなるのは、未婚か否かよりも、育ってきた環境や現在の生活環境、職場の状況などが要因と考えられています。
未婚であっても、毎日充実した生活を送っているのであれば、狂うことは考えられないでしょう。
未婚のまま40代を迎える人に見られる特徴
つぎに、口コミや体験談をもとに、未婚のまま40代を迎える人に見られる特徴をまとめてみました。
こちらでは、8つに分けて解説したいと思います。
1人が好きで、1人が苦にならない
孤独が好きな人は、未婚のまま40代になりやすいです。
一般的な感覚だと、孤独は人を不安にさせるので、寂しさを紛らわすために友人・知人を作り交流しますが、孤独が好きだと仕事が終わるとすぐ自宅に帰り1人を満喫します。
そのため出会いが少なく、恋人はおろか友人すらできないでしょう。
しかし、このタイプは自ら望んで孤独を維持しているため、人から指摘されないかぎり孤独でいることに問題を感じません。
未婚のまま40代になっても、幸せでいられるタイプと言えるでしょう。
積極的に恋愛ができない
恋愛に二の足を踏んでしまうタイプは、婚期が遅れやすいです。
現代の結婚はコミュ力が欠かせないため、結婚するためには少なからず恋愛テクニックが必要です。
学生時代に異性と話す機会が無かった人たちにとって、コミュ力があることを前提とした恋愛テクニックを使いこなすのは不可能で、生半可な努力では異性とまともに話すことすらできません。
人間は誰しも、自分が下手なことはやりたがりません。
恋愛に対して一度でも、苦手意識が生まれてしまうと、結婚への道は遠く険しいものになります。
容姿はいいのに性格が悪すぎる
結婚は恋人探しと違って、第一印象だけで相手を決めることはありません。
長い人生を一緒に歩んでいくパートナーを探すわけですから、人間性も重要なポイントです。
もし裏表が激しくて、第一印象と付き合った後の印象が大きく変わるようなら、誰も相手にしません。
顔がいいだけに、性格の悪さが際立ってしまうでしょう。
婚活アプリを使っているなら、お見合いや交際した人から評価が入るので、性格に問題があることが他の会員にもバレます。
避けられるようになるので、より結婚できなくなるでしょう。
自分を過大評価している
自分が周囲の人間よりもワンランク上の人間だと過大評価していると、結婚相手に自分が本来結婚できるレベルよりも高い人を選んでしまうので、努力しても全く相手にされなくなります。
連戦連敗で取り付く島もない状況になるので、婚活を完全にあきらめてしまうこともあるでしょう。
それだけ追い詰められても、利用している婚活サービスのせいにしたり、お見合いした異性に問題があると考えるので改善は望めません。
これではどれだけ時間をかけても結婚できないでしょう。
結婚よりも仕事を選んでしまう
仕事が好き、仕事で結果を出したいなど、とにかく仕事中心の生活を送っている人は、結婚や恋愛は二の次になりやすいです。
「仕事ができるから自分は価値のある人間だ」と考えてしまう傾向があるので、仕事を脇に置いて婚活するなんてできません。
仕事ができれば結婚相手は向こうからやって来ると考えているなど、現在の婚活事情を正確に把握していないところも、このタイプの問題のひとつです。
仕事以外にも視野を広げないと、すぐに40代未婚になるタイプです。
趣味に時間もお金もかけている
趣味に全てを注いでいる人は、結婚するチャンスをつかめないまま歳を重ねていきます。
子供の頃に夢中になっていた趣味があったものの、親の教育方針のために触れることができなかった人ほど、大人になってお金を自由に扱えるようになると趣味に没頭します。
子供の頃の憧れは強く心に焼き付くので、簡単に趣味をやめることはできません。
ネットで同じ趣味を持つ同世代と簡単に交流できる時代ですから、1人で密かに楽しむよりもハマってしまうところも、このタイプの怖いところです。
経済的な余裕が無い
結婚には、まとまったお金が必要になります。
恋愛経験が無ければ、相手を見つけるのに結婚相談所などのサポートが必要になるため、結婚相手を探すだけで50万円以上の費用がかかるでしょう。
結婚が決まれば、式を挙げる必要もあります。
結婚式の相場は350万円ほどと言われていますから、年収300万円程度の男性が用意するのは簡単じゃありません。
経済的な部分で相手の期待に応えることができないせいで、婚活の第一歩すら踏み出せない人は少なくないでしょう。
生活にゆとりがある
女性が婚活を始める動機の1つが、お金の問題です。
女性は男性に比べて給与が上がる見込みが薄く、独身のままでいると経済的に困窮する可能性が高いため、結婚してより安定した生活を得ようとします。
しかし、実家が経済的に豊かで、何かあるとすぐに支援してくれる関係だと結婚しなくても生活に困ることが無いので、婚活する気になれません。
いつまでも実家が助けてくれるとは限らないため、独り立ちは重要ですが、居心地のいい環境から抜け出るのは難しいようです。
未婚のまま40代になっても幸せに暮らしている人たちの主張
未婚のまま40代になり、「いまのままが幸せだ」という人もいれば、「いまだに独身であることを、つらいと感じている」など、さまざまな意見があるようです。
まずは、未婚のまま40代になっても、幸せに暮らしている人たちの意見から紹介します。
未婚のまま40代になったけど、ソシャゲに課金できて時間自由に使えて、それに対して文句どころか一緒に楽しんでくれる相方いるんで幸せだぞ!課金に狂ってるのは訂正しないw
— レンジャー長 (@zattaakno_2) December 12, 2022
未婚のまま40代なのはそうしていたいから、幸せだから。
他に訳なんてない。— 夏の虎@寒いの嫌い (@jazzyield) December 12, 2022
未婚のまま40代だと狂うとかトレンドに入ってたけど、猫と暮らして思うのは人間と一緒の方が狂いそうだし、そう思うこと自体猫に狂わされてるかもしれないが今が1番幸せだから私はこのままでいい。 pic.twitter.com/7W9atUlDNg
— 🍋LEMONE🍋 (@3N0M3L) December 12, 2022
口コミをまとめると
- 時間を自由に使えて、一緒に遊んでくれる相手もいるので幸せ
- 1人でいたいから未婚のままでいる
- 人間と一緒にいるほうが狂いそう(猫と暮らすほうがいい)
未婚のまま、40代になっても幸せを感じている人は、自分のスタイルを確立しています。
好きな趣味に没頭したり、1人を積極的に堪能したり、猫との暮らしを満喫しています。
一般的には、40代で家庭を持っていないと寂しさに耐えられないと言われますが、それはあくまで家庭を持ちたい人の意見です。
1人で幸せに暮らしている人の様子を見ても、彼らの幸福を理解することは難しいでしょう。
しかし、心の底から1人の生活を楽しんでいる人がいることは事実です。
未婚のまま40代になって厳しいと感じている人の声
つづいて、未婚のまま40代になって厳しいと感じている人たちの声をみてみましょう。
気を付けよっと。
もっとツライのが40代未婚貧困で、本当は結婚出産したかったって後悔を抱えてる(ように思える)女性。
うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみの七味妖怪。
腰掛一般職⇒寿退社時代に間に合わず、就職氷河期で非正規って社会も一因ではあるが。。 https://t.co/xsYX02aKZ3— ヘンプ@8938&4572&4575 (@hempinvester) November 14, 2019
うーむ。40代独身に突入確率99%だからな🤔
とてもツライ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)— オ-ジ君67.0kg@鬼作業👹 (@o_h_jikun_ku_n) August 14, 2017
お金が欲しい、たとえ数千円でも
40代で独身で、つまらない、なんの魅力もない男ですが…— けい (@pinglinx7) July 20, 2022
厳しいと感じている人の口コミをまとめると
- 40代の未婚女性は出産できなかったことに後悔している
- 40代で独り身であることがツライ
- 40代で未婚だとつまらない
ツイッターを中心に40代未婚の方の口コミを調べましたが、未婚のまま40代を迎えて、ツライと嘆いている人は圧倒的に少数派です。
目立つのは「40代未婚はツライだろう」という第三者目線の意見で、人の不幸は蜜の味を感じさせる書き込みが、数多く確認できます。
40歳を過ぎて未婚であることがツライと感じている人たちは、出産できなかったことや、生活がつまらないことを後悔しているようです。
「こんなはずじゃなかった…」という気持ちが見え隠れします。
結婚が未婚40代の解決になるとはかぎらない
未婚のまま40代に突入する前に、結婚さえできれば、すべての問題が解決すると思いがちです。
しかし、「結婚したら幸せ、結婚できないから不幸せというわけではない」という意見も、多く見受けられました。
そこで、結婚が未婚40代の解決になるとはかぎらない理由を紹介します。
未婚のまま40歳になると狂う論、うちの親父みたいに「本当は人間嫌いの癖に世間体や毒親の目を気にしてアラサーで結婚」して、結果、家族にDVしまくるようなモンスターと化した人もいるんですが。
結婚に向いてない人は、世間体や親を気にして結婚はしない方がいいです。地獄絵図ですよ。— 氷石涼水@雑多アカウント ※フォローの際はツイフィール見て下さい (@c00lish) December 13, 2022
結婚してもイカレてるうちの親という事例を知っているので、未婚で狂うらしい方々は子供を犠牲にしない分素晴らしく思える。無論、何に狂おうがハマろうが好きになろうが他人に直接迷惑をかけないなら口出しすら烏滸がましいがな。
— 冬野こたつ (@huyunokotatu) December 13, 2022
結婚しても不倫したりしてトラブルが起きたりはあるし
未婚の人がみんながみんなヤバい奴ではないですからねwww
結婚してる人にもヤバイ奴は居るやんって感じですね— がっくし (@gakkushi99) December 13, 2022
口コミをまとめると
- 結婚しても家族を苦しめる人がいる
- 結婚して子供を傷つけるより未婚の人のほうが素晴らしい
- 不倫してトラブルを起こす既婚者もいる
当然ですが、結婚しても、周囲に迷惑をかけるトラブルメーカーはいます。
そういった親に苦しめられた経験がある人は、40代で未婚の方たちが狂っているとは微塵も思っていません。
むしろ家族に暴力を振るわない素晴らしい人だと感じています。
また、結婚しても不倫などの不貞行為をして、結局離婚する人もいます。
結婚しているから正常、未婚だから狂っているという認識は、根本から間違っていると言わざる得ないでしょう。
まとめ:未婚のまま40代を迎えても人生楽しんでいる人は大勢いる
今回、「未婚のまま40代を迎えると狂う」というインフルエンサーの発言が問題になりましたが、当事者である未婚40代の方たちは毎日を幸せに暮らしている人がほとんどで、狂っている人は見当たりませんでした。
もし未婚40代の方と出会っても、偏見の目で見ないように注意しましょう。